「曲がり角の介護制度~問われるガバナンス」

日時 2015年9月7日(月) 16:00~17:30
場所 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F)
出演者 滝山 真也 氏(ベネッセスタイルケア 代表取締役社長)

■ 概要

2000年にはじまった介護保険制度により、多数の民間事業者が介護分野に参入したこともあって、自ら介護サービスを選択して利用できる時代に移りました。
一方、少子高齢化が進むにつれて、国の社会保障財政は逼迫しており、介護保険制度は曲がり角にきています。
どう生きるかの先には、どこでどう最期を迎えるかという切実なテーマがあります。
財政の問題から医療機関が大きく増えることは難しく、自宅での看取りにも限界があることから、その人らしい最期を迎えるための介護施設や高齢者の住まいに期待が集まっています。
大局的な視点で見た時に、いわゆる「多死社会」を効率的に支えられる場所や機能とはいったい何か。
社会福祉法人のあり方に関する議論が高まっている中、各種法人に求められる役割とは。
介護人材不足、介護離職など、今何が起こっているのか。
介護事業者のガバナンスという観点から、民間介護事業の経営者が現状と問題意識を語ります。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎滝山 真也(たきやま・しんや)
 株式会社ベネッセスタイルケア 代表取締役社長

1971年6月2日生まれ

学歴
1996年 3月 慶應義塾大学大学院 政策メディア研究科修士課程 修了

職歴
1996年 4月 ㈱ベネッセコーポレーション(現㈱ベネッセホールディングス)入社
      シニア事業配属
2004年 4月 ㈱ベネッセスタイルケア くらら事業部 事業部長
2009年 4月 同社人財本部 執行役員
2011年 7月 同社取締役 兼 同社首都圏Ⅰ・北日本エリア事業本部 執行役員
2012年 4月 同社取締役専務執行役員 東関東・北日本エリアカンパニー カンパニー長
2013年 7月 同社代表取締役社長(現)
2014年 4月 ㈱ベネッセホールディングス 執行役員(現)

以上(2015年7月現在)
全国社外取締役ネットワーク活動履歴
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