日本コーポレート・ガバナンス・ネットワークが行うセミナー・シンポジウム

第102回セミナー「コーポレートガバナンス・コードをしっかり読んで理解する」 

【日時】 2015年7月15日(水) 10:00~12:00
【場所】 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F)
【出演者】 寺田 昌弘 氏(シティユーワ法律事務所 弁護士) 

■ セミナーの趣旨

6月1日からコーポレートガバナンス・コード(以下「コード」)が適用開始になりました。市場一部・二部の上場企業はすべて、合計73あるコードの原則すべてにつき、コーポレートガバナンス報告書などで「コンプライ・オア・エクスプレイン」しなければなりません。既にコードの原則を踏まえた開示を始めている企業もある一方で、準備が進んでいない企業、各原則への対応方針を決めかねている企業、中には経営トップが関心を示さず現場担当者が困っている企業もあると聞きます。
本セミナーは、実はまだコードをしっかり読んだことがない方にも配慮してコード全体を概観しつつ、一般に重要とされている原則を中心にその趣旨・内容を解説するとともに、実務担当者・マネジメントは各々何をしなければならないのかといった視点も踏まえ、「エクスプレイン」して参ります。(講師より)

■ 出演者紹介

◎寺田 昌弘(てらだ・まさひろ)
 シティユーワ法律事務所 弁護士

1996年弁護士登録。日系・米系の大手証券会社で社内弁護士を経験し、米国Duke大学ロースクールへの留学を経て、2004年にシティユーワ法律事務所に参加。05年から同事務所パートナー。 企業買収(M&A/TOB・MBOなども含む)、株主権行使(株主提案・委任状争奪戦など)と会社側による対応・防衛、さらには不祥事対応に係る助言・調査など、企業を取り巻く様々な法律問題を幅広く手掛ける。オリンパス事件で第三者委員会の補助者として事案の中心部分の解明に携わった経験からコーポレートガバナンスの重要性を痛感。昨今コーポレートガバナンス・コードへの具体的対応について企業からの相談も多く、依頼会社の皆様と「共に悩み考えながら」解決策を模索・提案している。
全国社外取締役ネットワーク活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス・フォーラム活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス研究所