シンポジウム2004
特定非営利活動法人 全国社外取締役ネットワーク 主催

「社外ネットシンポジウム」
『委員会等設置会社の一年を振り返って』

【協賛】(五十音順)
A.T.カーニー株式会社
日本コーン・フェリー・インターナショナル株式会社
トーマツ コンサルティング株式会社
日本証券アナリスト協会
社団法人日本証券投資顧問業協会
野村インベスター・リレーションズ株式会社
株式会社プロティビティ
森・濱田松本法律事務所

2004年9月30日(木)
大手町サンケイプラザ

開会の挨拶・活動説明:14:45〜15:00
シンポジウム    :15:00〜18:00

懇親パーティー   :18:00〜19:30



盛況のうちに終了することができました。ありがとうございました。

当日の進行
 今年の社外ネットシンポジウムは会場を埋めつくす約240名の皆様にご参加いただきました。会員外からの参加者が過半数を占め、この問題の関心の高さが伺えます。
 代表理事の田村達也からの挨拶・活動報告に続き、作家であり弁護士でもある牛島総合法律事務所パートナー弁護士の牛島信氏による特別講演『小説「社外取締役」を語る』が行われました。牛島氏からは、今春話題を呼んだ企業法律小説「社外取締役」の書かれた背景、コーポレート・ガバナンスの観点から見た小説「社外取締役」、小説から読み取ることのできるポイントなどをお話いただきました。
 第二部のパネルディスカッションでは、まず最初に、常盤敏時氏、有富慶二氏、矢野朝水氏、田村達也氏の4名のパネリストがそれぞれの立場から10分程度のプレゼンテーションを行いました。その後、コーディネイターである中谷巌氏からの論点整理、コーディネイター・パネリスト間のディスカッション、会場の参加者を交えて質疑応答と有用な議論が展開されました。最後はコーディネイターから会場の参加者へ向けて、「委員会等設置会社を支持するか?/監査役設置会社を支持するか?」の緊急アンケートが行われ、結果はおおむね4:1で委員会等設置会社に軍配が上がりました。
 シンポジウム終了後の懇親パーティーにも多数の皆様にご参加いただきました。社外ネットの役員やパネリスト、シンポジウムの参加者である会員、非会員の間で懇親を深め、シンポジウム・懇親パーティーとも盛況のうちに終了することができました。
 社外ネットでは、本シンポジウムで得た知見を活かし、日本企業のコーポレート・ガバナンス改革に一石を投じるべくさらなる活動を行っていきます。

左上から、田村代表理事による開会の挨拶、特別講演 牛島 信 氏、コーディネイター 中谷 巌 氏
パネルディスカッション パネラー全景、パネルディスカッション パネリスト
スケジュール
開会のご挨拶・社外ネットの活動のご説明
大手町サンケイプラザ 301〜304
14:45 〜 15:00
特定非営利活動法人 全国社外取締役ネットワーク 代表理事
田村 達也


■ 第一部 特別講演
15:00 〜 15:50
『小説「社外取締役」を語る』

牛島 信 氏(弁護士)

【表紙帯より】

「先生のような賢者の知恵を、ウチの会社にぜひ貸していただきたいんです」。
一介の大学教授に過ぎぬ高屋に東証一部の港食品が社外取締役就任を懇願してきた。
単なるお飾りなら、という安請け合いが高屋の人生を狂わせた。
醜い権力争いに利用された高屋は青天の霹靂で社長に…。
社外取締役と委員会等設置会社の導入に揺れる日本企業の生き残り戦略を描く企業法律小説。
(出版社:幻冬舎 2004年3月刊)

■ 第二部 パネルディスカッション
16:00 〜 18:00
『委員会等設置会社の一年を振り返って』


【パネリスト】
■委員会等設置会社経営者の立場から
 常盤 敏時 氏(イオン 取締役会議長)
■監査役設置会社経営者の立場から
 有富 慶二 氏(ヤマト運輸 代表取締役会長)
■機関投資家の立場から
 矢野 朝水 氏(厚生年金基金連合会 専務理事)
■社外取締役の立場から
 田村 達也 氏(グローバル経営研究所 代表取締役)

【コーディネイター】
中谷 巌 氏(多摩大学学長、UFJ総合研究所理事長)


懇親パーティー
大手町サンケイプラザ 311+312
18:00 〜 19:30