M&A特別コース

 ライブドア、フジテレビジョンによるニッポン放送の経営権をめぐる攻防を契機に、公開会社はいつでも敵対的買収のリスクにさらされているという認識が深まりました。M&Aに対する正しい認識を持ち、過剰防衛ではない適切な対応をとることが、いま公開会社には求められています。
 このような背景に鑑み、コーポレート・ガバナンスの推進団体である「全国社外取締役ネットワーク」では、M&A各分野の第一人者の実務家を講師にお迎えした実践的なM&A講座を企画いたしました。 本講座には、いま公開会社が考えなければならないM&Aに関する対応策が幅広く網羅されています。M&A対策を喫緊の経営課題と考える企業の皆様からのご参加を心よりお待ち申し上げております。

プログラムの内容およびスケジュール

 ■ 第1回:6月9日(木) 18:30〜20:30
 M&A概論(M&Aの意義、米欧での変遷と現状、日本での展望、etc)
 大楠 泰治 氏 (クレディ スイス ファースト ボストン証券会社 法人本部長)
 ■ 第2回:6月23日(木) 18:30〜20:30
 企業戦略とM&A(企業評価、買収サイドの戦略)
 小谷野 薫 氏 (クレディ スイス ファースト ボストン証券会社 M&A本部長)
 ■ 第3回:7月 4日(月) 18:30〜20:30
 M&Aのプロセス(公開買付、株式交換、資金調達、投資銀行の役割、M&A交渉の基本)
 山崎 栄一 氏 (みずほ証券会社 アドバイザリー第2部 シニアヴァイスプレジデント)
 ■ 第4回:7月20日(水) 18:30〜20:30
 M&Aの関連税制、会計制度
 木村 研一 氏 (監査法人トーマツ 東京事務所 社員、公認会計士)
 ※監査法人の「社員」とは、企業でいう「取締役」を意味します
 ■ 第5回:7月28日(木) 18:30〜20:30
 ニッポン放送事件後の敵対的買収防衛策
 −防衛策の設計及び実行における社外取締役の役割と責任

 牛島 信 氏(牛島総合法律事務所 代表弁護士)、井上 治 氏(同 パートナー弁護士)
 ■ 第6回:8月 4日(木) 18:30〜20:30
 ニッポン放送事件後に導入された防衛策の内容と今後の展開
 牛島 信 氏(牛島総合法律事務所 代表弁護士)、渡邉 弘志 氏(同 パートナー弁護士)

  ※企業からのお申込みの場合、お申込者のご都合がつかないときは代理出席が可能です

講座概要

 ■対象者 :社外ネット会員、M&A対策を喫緊の課題と考える経営者、実務責任者の方

 ■開講場所:大手町サンケイプラザ 3階311号室 (千代田区大手町1−7−2)

 ■参加費

種別 全6回 単回受講
全国社外取締役ネットワーク会員
(個人会員、団体会員)1人様
 6万円 各回1万5千円
非会員(個人、団体とも)1人様 12万円 各回  3万円