「コーポレート・ガバナンス改革と連動するディスクロージャー制度改正の展望」

日時 2019年1月23日(水) 16:00~17:30
場所 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12階)
出演者 清原 健 氏 (清原国際法律事務所 代表弁護士)

■ 概要

  金融審議会ディスクロージャーワーキング・グループにおいて開示制度の見直しが議論され、2018年6月に報告が取りまとめられました。WG報告では、コーポレート・ガバナンスの状況の開示、MD&Aやリスク情報の開示の見直しが提言され、今後、2019年3月期以降、2段階に分けて施行されていく予定です。また、東証のコーポレート・ガバナンス報告書も見直しが予定されており、2019年はディスクロージャ―改革が本格化することとなります。
 本セミナーでは、コーポレート・ガバナンスの形式から実質への深化と連動し、また財務報告の信頼性を支える監査制度の改正とも深く関連するディスクロージャ―制度の改正について、その概要と今後の展望について検討したいと思います。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎清原 健(きよはら けん)
 清原国際法律事務所 代表弁護士

東京大学法学部(法学士)、米国ミシガン大学ロースクール(LL.M)卒。弁護士、ニューヨーク州弁護士。米国や英国のグローバル・ロー・ファームのパートナーを経て、2016年にコーポレート・ガバナンスやM&Aのアドバイスに特化した清原国際法律事務所を創設。現在、金融審議会・ディスクロージャ―・ワーキング・グループ委員、金融庁「会計監査についての情報提供の充実に関する懇談会」メンバー、IFIAR(監査監督機関国際フォーラム)のAdvisory Groupメンバー、第一東京弁護士会 総合法律研究所「会計・監査制度研究部会」部会長。これまでに企業会計審議会・監査部会臨時委員、金融庁コーポレート・ガバナンス連絡会議メンバーなどを歴任。元東日本高速道路株式会社・社外監査役。