『バイデン政権の発足と中国の政治外交』   

日時 2021年4月21日(水) 16:00~17:30
聴講形式 今般の感染状況等を踏まえ、本講演会はオンラインのみの聴講といたします。
 ①Zoomを利用したオンラインによる聴講
 ②YouTubeを利用した後日聴講(1週間限定となります)
出演者 高原 明生 氏 (東京大学公共政策大学院教授(法学政治学研究科教授兼務))

■ 概要

国内問題に忙殺されると見られていたバイデン政権は、発足後2か月も経たぬ間に国務長官と国防長官をインド太平洋に派遣し、アラスカでは中国との交トップ会談を行った。習近平政権は昨年のコロナ禍の危機を乗り切り、「東は昇り、西は沈む」という国際情勢判断の下、内外の安定の維持に腐心している。いよいよ来年に迫った党大会を控え、習近平総書記はまず今年7月1日の中国共産党建党100周年を大々的に祝い、「掟破り」の3期目に突入する勢いをつける構えだ。果たして経済は今後も順調に回復し、習氏は宿願を果たすのか。
本報告では、政治の季節に突入した中国の動向を多角的に分析する。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎高原 明生(たかはら・あきお)
 東京大学公共政策大学院教授(法学政治学研究科教授兼務)

1981年東京大学法学部卒、88年英国サセックス大学にて博士号取得。立教大学教授等を経て2005年より法学政治学研究科教授、2016年より公共政策大学院教授を兼任(2018-20年公共政策大学院院長)。在中国日本大使館専門調査員、英国開発問題研究所理事、ハーバード大学訪問学者、アジア政経学会理事長、新日中友好21世紀委員会委員(日本側秘書長)、北京大学訪問学者、メルカトール中国研究所上級訪問学者などを歴任。JICA緒方貞子平和開発研究所所長、日本国際問題研究所上席客員研究員、日本国際フォーラム上席研究員などを兼任。
近著に『シリーズ中国近現代史⑤ 開発主義の時代へ1972-2014』(共著、岩波新書)、『東大塾 社会人のための現代中国講義』(共編、東京大学出版会)、『中国の外交戦略と世界秩序――理念・政策・現地の視線』(共編、昭和堂)。

■ 参加形態

参加形態
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YouTubeを利用した後日聴講 開催日から数日経過後に、1週間限定でYouTube配信します。

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