日本コーポレート・ガバナンス・ネットワークが行うセミナー・シンポジウム

第145回セミナー
「監査報告の改革(監査上の主要な検討事項(KAM)の導入)」 

【日時】 2019年4月5日(金) 10:00~11:30
【場所】 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12階)
【出演者】 住田 清芽 氏 (日本公認会計士協会 常務理事
          あずさ監査法人パートナー 公認会計士)

■ セミナーの趣旨

我が国においても2021年3月期以降の上場会社等の金融商品取引法に基づく監査報告書に、監査上の主要な検討事項(Key Audit matters: KAM)を新たに記載することが求められるようになります。また、東証1部上場企業に対しては、2020年3月期よりKAMを早期適用することが奨励されています。
KAMは個々の会社における監査の重点事項を監査報告書において開示するもので、監査の透明性が高まるだけでなく、企業の開示姿勢やガバナンス、利用者との対話にも好影響を及ぼすことが期待されています。
本セミナーでは、KAMの導入に向けて、改訂監査基準の改正に関する重要なポイントや日本公認会計士協会による「KAM試行のとりまとめ」などについて解説を行います。(講師より)

■ 出演者紹介

◎住田 清芽(すみだ・さやか)
 日本公認会計士協会 常務理事
 あずさ監査法人パートナー 公認会計士

公認会計士。有限責任 あずさ監査法人パートナー。
2010年より、日本公認会計士協会常務理事(品質管理基準及び監査基準担当)。
企業会計審議会監査部会臨時委員(2010年~2016年)。
企業会計審議会委員(2017年~)。
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