「研究会活動」

会員および社会のニーズに応えるため、各種研究会を企画・運営を行っています。
現在は「上場企業社外取締役研究会」「ファミリー企業研究会」「グループ別自主研究会」
の3つの研究会を開催しています。

※会員限定のメニューとなります。ご了承ください。
「上場企業社外取締役研究会」

 上場企業は、資金調達や知名度向上、優秀な人材確保といったメリットがある反面、情報開示や買収リスク、経営に対する市場からの圧力が高まるといった点があることを認識する必要があります。上場によって、コーポレート・ガバナンスや内部統制の態勢の開示が求められ、昨今メディア等でも話題となっている機関投資家による議決権行使、少数株主の利益保護、企業買収といったことについても常に意識しなければなりません。
 この「上場企業社外取締役研究会」では、以上のような特徴がある上場会社における社外取締役、社外監査役の責務等について、実際に社外取締役を務める方の経験、コーポレート・ガバナンスや関連分野の専門家の知見を交流させながら、2006年3月から開催してきた「社外取締役懇話会」の議論をベースに、一層の発展を目指していくものです。研究会名には社外取締役を謳っていますが、上場企業の社外監査役を務めておられる方も多く参加されています。

【対 象 者】
 上場企業の社外取締役、社外監査役を務める方及びこのテーマに関心のある方。
【開  催】
 月一回。グループにより昼食時(12:00〜14:00)、夕方(16:00〜18:00)の開催の2グループ。

 ※本研究会の成果を書籍『独立社外取締役』(商事法務、2009年12月)にまとめました

「ファミリー企業研究会」

 ファミリー企業の中でも、ワンマン会社では上場会社であっても「会社は自分たちものだ」と考えている経営者は依然として多いのが現状のようです。実際、親族間で経営が継承される場合には、親族間の問題が経営に直接に持ち込まれることも散見されます。最近こうしたファミリー企業の間では、相次ぐ企業不祥事が発生しており、ファミリー企業にこそコーポレート・ガバナンスの確立が望まれているといえるでしょう。
 本「ファミリー企業研究会」では、ファミリー企業のコーポレート・ガバナンスはいかにあるべきか、ファミリー企業に招聘される社外取締役はいかに対応すべきか、といった点について研究していきます。

【対 象 者】
 ファミリー企業の社外取締役、社外監査役及びファミリー企業に関心を持つ方。
【開  催】
 月一回。16:00〜18:00開催の1グループ。

「グループ別自主研究会」

 社外ネットの会員は、会員の過半数を数える社外取締役、社外監査役の他、各種プロフェッショナル、学界の方などの多様なバックグラウンドを持たれている方々が登録をされています。会員の専門性や向学心も非常に高いため、会員の知見、経験を活かしながらの交流は極めて意義が高いと思われます。
 この「グループ別自主研究会」では、事前には特にテーマを定めず、結成されたグループで取り上げるテーマや運営方針を話し合っていただきます。自由な運営のため、参加者のニーズに即した運営もできますし、他業種交流という意味で会員間のネットワーキングの強化にも役立てていただけるものと思います。

【対 象 者】
 社外ネット会員全般
【開催日時】
 月一回。16:00〜18:00開催の1グループ。