「コニカミノルタの持続的成長とコーポレート・ガバナンス」

日時 2016年3月7日(月) 16:00~17:30
場所 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F)
出演者 松﨑 正年 氏(コニカミノルタ株式会社 取締役会議長)

■ 概要

コニカミノルタは2003年にいち早く委員会設置会社(現指名委員会等設置会社)に移行し、形の上でも、実質的な面でもコーポレート・ガバナンスの先進企業として知られています。「経営の監督と執行の分離」、「株主目線からの監督を担う独立社外取締役の選任」、「経営の透明性・健全性・効率性を向上」という基本的な考え方をもとに、同社のガバナンス・システムを実効性の高い形で運用しています。
本講演会では、2009年から同社の社長(代表執行役)を務め、2014年4月より取締役会議長に就かれている松﨑様より、「持続的成長」と「コーポレート・ガバナンス」をキーワードにお話いただきます。5年間の社長時代のいくつかの経営判断をコーポレート・ガバナンスに絡めて、さらに取締役会議長としてコーポレートガバナンス・コードの対応も積極的に関与したことを含めて、ガバナンスの推進役としての取り組みについてご説明いただく予定です。

■ 出演者紹介(敬称略)

◎松﨑 正年(まつざき・まさとし)
コニカミノルタ株式会社 取締役会議長

1950 年東京都生まれ。1976年 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 修了後、小西六写真工業株式会社(のちのコニカ株式会社)に入社。
コーポレート研究開発部門、技術企画部門を経て、主に情報機器(プリンター、デジタル複合機)の製品開発、商品企画に携わる。
コニカとミノルタの経営統合以降は、分社体制下で、情報機器事業会社取締役 制御開発本部長、持株会社執行役として研究開発機能会社
社長、 取締役兼務常務執行役として技術戦略担当を歴任後、2009 年4月に代表執行役社長に就任。2014年4月より取締役会議長に就任し、
現在に至る。2014年6月より一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)会長。

著書に「傍流革命:小が大と戦うビジネスアスリート経営」(2015年 東洋経済新報社)。
企業経営、技術経営、リーダーシップ、コーポレートガバナンスに関する外部講演多数。
全国社外取締役ネットワーク活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス・フォーラム活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス研究所