「会計不祥事と適正な財務報告の確保に向けた体制整備に関するコーポレートガバナンス・コードの原則」
日時 | 2016年5月20日(金) 16:00~17:30 |
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場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F) |
出演者 | 清原 健 氏(清原国際法律事務所 代表・パートナー弁護士) |
■ 概要
2015年に実施されたコーポレートガバナンス・コードでは、攻めのガバナンスが強調されていますが、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のためには、守りのガバナンスとの適切なバランスが欠かせません。本講演会では、企業会計審議会臨時委員として、不正リスク対応基準の策定の審議にも参加した清原健弁護士に、適正な財務報告の確保に向けた体制整備に関するコードの原則(3-2、4-3、4-4、4-13その他)と留意点について、会計不祥事への対応にかかる会計監査の在り方に関する懇談会の提言の内容とあわせて、解説いただきます。なお、清原弁護士は、2015年に台北で開催されたIFIAR(監査監督機関国際フォーラム)の年次大会に続き、2016年4月のロンドンの年次大会にも参加してパネル討論に参加していますので、監査をめぐる海外での最近の議論もご紹介いただきます。 |
■ 出演者紹介(敬称略)
◎清原 健(きよはら・けん) 清原国際法律事務所 代表・パートナー弁護士 弁護士(1992年登録、第一東京弁護士会)、ニューヨーク州弁護士(1998年登録) 東京大学法学部卒(1989年)、米国ミシガン大学ロースクール(LLM)卒(1997年) 外国法共同事業ジョーンズ・デイ法律事務所その他の米英系ロー・ファームのパートナーを経て、2016年1月 清原国際法律事務所を創設、同代表 [参考]清原国際法律事務所ホームページ (www.cma-partners.jp) [役職・委員等] 企業会計審議会 監査部会 臨時委員(現任) IFIAR(監査監督機関国際フォーラム) Investor and Other Stakeholder Working Group(IOSWG)の Advisory Group (IOSWG)のメンバー(現任) 金融庁参与(2015年11月~2016年3月) 金融庁 開示制度ワーキング・グループ法制専門研究会委員(2011年度) 金融庁 コーポレート・ガバナンス連絡会議メンバー(2010年度) 第一東京弁護士会・総合法律研究所金融商品取引法研究部会 部会長(2004年~2011年) 東日本高速道路株式会社 社外監査役(~2013年) [その他所属団体、研究会等] ・米国法曹協会(American Bar Association)ビジネス法部門の多数の委員会メンバー ・財務会計基準機構個人会員 ・経済同友会会員((司法制度改革プロジェクトチームメンバー(2013 年度)、金融・資本市場委員会副委員長(2011年度)、リスク・マネジメント 研究会委員(2011年度)、雇用問題検討委員会 副委員長(2009年度)、市場を中心とする経済社会のあり方検討委員会常任委員(2009年度)等 歴任) |