「企業が機関投資家の信頼を勝ち得るために」
日時 | 2017年10月13日(金) 16:00~17:30 |
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場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12階) |
出演者 | デボラ ヘイデン 氏 (エデルマンジャパン株式会社 リージョナル ディレクター、キャピタルマーケッツ アジアパシフィック) |
■ 概要
企業にとって最も重要かつ壊れやすいステークホルダーからの「信頼」について、エデルマンは17年に渡りグローバルな信頼度調査、「エデルマン・トラストバロメーター」を実施しています。2016年には調査対象の28カ国中で総合点において日本が最下位となり、2017年の調査結果でも、将来に対して最も悲観的だという「悲観大国」としての様相が明らかになっています。企業の間では不信感が深く根差す環境下での効果的なコミュニケーションが模索されています。 エデルマンは、資本市場参加者間の信頼を探るために機関投資家を対象に絞った調査を今年初めて実施いたしました。機関投資家が最も信頼を置くのが調査対象である政府、企業、メディア、NGOのいづれなのか、また企業の業績予想の開示、CSRやESG、社会問題に対する姿勢などが機関投資家の信頼にどのような影響を及ぼすかなど、様々な角度で検証しました。その結果は機関投資家の信頼を強化するためのIR活動に多くの示唆を提供するでしょう。 講演会では、最新の調査結果を踏まえた私どもの見地をお話します。御社の機関投資家に対する政策やプログラム立案に役立てていただければ幸いです。(講師より) |
■ 出演者紹介(敬称略)
◎Deborah Hayden(デボラ・ヘイデン) エデルマンジャパン株式会社 リージョナルディレクター、キャピタルマーケッツ アジアパシフィック ヘイデンは25年に渡るコーポレート及び金融コミュニケーションの経験を持つ。2012年にエデルマンに入社、以来、フィナンシャルコミュニケーション、コーポレートPRのコンサルタント業務の強化に携わる。多数の企業の知名度アップキャンペーンを手掛けてきたほか、IPO、M&Aなど70社を超える金融取引に関するコミュニケーション業務を取りまとめた経験を持つ。このほか、クライシスコミュニケーションにおいても、主要な役割を担っている。 エデルマン入社以前は、クレアブ・ギャビン・アンダーソン・ジャパンにてマネージング・パートナーを務めた。外資系企業に対する日本におけるコミュニケーションのエキスパートとしても広く知られ、市場参入における戦略的アドバイス、ポジショニング、コーポレート・レピュテーション・マネージメント、イシュー・マネージメント、インベスター・リレーションズなど幅広い角度で戦略的なサービスを提供している。 また、ニュージーランド企業が日本マーケットに参入するアドバイスを現地の専門家と共に提供する貿易経済促進庁の日本市場向け発足委員会メンバーを務める他、在日米国商工会議所の Women in Business Committeeの共同議長であり、Professional Advisory Board for local NPOとSecond Harvest Japanの諮問委員会メンバーでもある。 |