「中央銀行とフィンテック ―中銀デジタル通貨について―」
日時 | 2018年2月13日(火) 16:00~17:30 |
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場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12階) |
出演者 | 小早川 周司 氏 (日本銀行 決済機構局 参事役) |
■ 概要
主要国では、フィンテックを活用して決済サービスの向上を図ろうとする動きが積極化しています。こうした動きに中央銀行も無縁ではありません。 幾つかの国では中央銀行自らがデジタル通貨を発行するような構想が検討されているほか、日本では日本銀行と欧州中央銀行が共同で、デジタル通貨を支えるブロックチェーン・分散型台帳技術の決済インフラへの応用可能性に関する調査・研究を進めています。そこで、BIS(国際決済銀行)におけるこれらの議論を統括し、欧州中央銀行との共同プロジェクトを所管する日本銀行決済機構局・小早川より、デジタル通貨やブロックチェーン・分散型台帳技術について、中央銀行の視点から解説します。(講師より) |
■ 出演者紹介(敬称略)
◎小早川 周司(こばやかわ・しゅうじ) 日本銀行 決済機構局 参事役 一橋大学経済学部卒業後、英オックスフォード大学にて経済学博士号を取得。 日本銀行ニューヨーク事務所、経済協力開発機構出向、調査統計局経済統計課長、企画局参事役等を経て14年から現職。BIS決済・市場インフラ委員会傘下のデジタル・イノベーション部会等のメンバーを務める。 |