「外国人労働者とどう向き合うべきか」
日時 | 2019年4月15日(月) 16:00~17:30 |
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場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12階) |
出演者 | 芹澤 健介 氏 (ライター、編集者、構成作家) |
■ 概要
街を歩けば、コンビニに限らず、至るところで外国人労働者を見かけるようになりました。しかし、わたしたちは、彼らのことをどのくらい知っているでしょうか。アジアの貧困国からきた“出稼ぎ労働者”くらいにしか考えていませんか? いま、巷では“外国人との共生”が盛んに叫ばれていますが、最初の一歩はお互いを知るところから始まるのだと思っています。 拙著でも紹介したベトナム人留学生(彼は中央大学と東大の大学院で経済を学んでいたエリートですが)は、わたしにこう言いました。 「オリンピックが終わって、日本が不況になったら、外国人は日本に来なくなるかもしれませんね……」。 おそらく、今後、日本を含むアジア各国で労働力の奪い合いが始まります。そうしたときに、どう対処していくべきなのか。明確な答えはありませんが、皆さんと一緒に考えていければと思っています。(講師より) |
■ 出演者紹介(敬称略)
◎芹澤 健介(せりざわ・けんすけ) ライター、編集者、構成作家 1973(昭和48)年、沖縄県生まれ。横浜国立大学経済学部卒。ライター、編集者、構成作家。NHK国際放送の番組制作にも携わる。長年、日本在住の外国人の問題を取材してきた。現在は、がんの最新治療法として注目を集める光免疫療法の取材を重ねている。著書に『外国人労働者とどう向き合うべきか』(新潮新書)など。 |