『元米連邦検察官が語る、米国流腐敗・不正防止方法と反社会勢力対策の実践』
(※本講演は英語で行われますが、逐次通訳が入ります。)
日時 | 2019年11月22日(金) 16:00~18:00 |
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場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12階) |
出演者 | Mr. Mark Califano (CHIEF LEGAL OFFICER & REGIONAL MANAGING DIRECTOR,
HEAD OF THE AMERICAS, NARDELLO & CO.) |
■ 概要
2003年に設立された国際調査会社Nardello & Co.で米代表を務めるMark Califanoは、一貫して組織犯罪に立ち向かってきました。アメリカン・エクスプレスで上級副社長兼マネージング・カウンセルとして、腐敗、内部告発などに関する複雑な調査を手がけたほか、GEキャピタルの上級副社長や法務部長を務めたこともあります。また、ポール・ボルカー元FRB議長の右腕として、18億ドルを超える汚職が明らかになった国連・石油食糧交換プログラムの調査では陣頭指揮を取りました。 反社会勢力や組織暴力への対処では、連邦検察官としてボストンのギャングのボス、“ホワイティ”・バルジャーや米国内で展開するロシアン・マフィアの捜査を手掛けています。 こうした豊富な経験を踏まえ、どうしたら企業の腐敗を阻止できるか、内部告発者をどう適切に取り扱うか、などについて考えたいと思います。 (講師より) |
■ 出演者紹介(敬称略)
◎Mark Califano CHIEF LEGAL OFFICER & REGIONAL MANAGING DIRECTOR, HEAD OF THE AMERICAS, NARDELLO & CO. 元米連邦検察官。1992年から2006年までコネチカット州の連邦検事補。 サイバー/IP問題を調査するチームを設立、数十カ国にまたがるサイバー犯罪、知的財産権、腐敗、金融詐欺、テロの調査を指揮。 米デューク大学法科大学院で法務博士号を、プリンストン大学で学士号を取得。 「フォーリン・アフェアーズ」を刊行する「外交問題評議会」のメンバーを務める。 |