『上杉鷹山 「富国安民」の政治』   

日時 2021年5月17日(月) 15:00~17:00
聴講形式 今般の感染状況等を踏まえ、本講演会はオンラインのみの聴講といたします。
 ①Zoomを利用したオンラインによる聴講
 ②YouTubeを利用した後日聴講(1週間限定となります)
出演者 小関 悠一郎 氏 (千葉大学教育学部准教授)

■ 概要

江戸時代を代表する「明君」(名君)の一人・上杉鷹山は、1990年代以降、社会情勢が大きく変化して指導者や経営者のあり方が問い直される中、一躍脚光を浴び、今日に至っています。経営・組織のリーダーとして鷹山を描いた書籍やテレビ番組が制作され、2007年の読売新聞による自治体首長アンケートでは「理想のリーダー」第一位に選ばれました。
そうしたなかで歴史学では、「富国」「安民」といった当時の政治理念に着目することで、上杉鷹山をはじめとする江戸時代の「明君」について、新たな見方を提示しつつあります。上杉鷹山が「明君」と評されるのはなぜなのか、また、鷹山の改革は日本史上どのような意味を持つものだったのか、歴史学の知見を踏まえて考えます。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎小関 悠一郎(こせき・ゆういちろう)
 千葉大学教育学部准教授

1977年、宮城県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、同大大学院社会学研究科修士課程・同博士後期課程を修了。日本学術振興会特別研究員PDなどを経て、現在、千葉大学教育学部准教授。博士(社会学)。
主な著書に、『上杉鷹山 「富国安民」の政治』(岩波書店、2021年)、『上杉鷹山と米沢』(吉川弘文館、2016年)、『〈明君〉の近世──学問・知識と藩政改革』(吉川弘文館、2012年)、『藩地域の政策主体と藩政』(共編、岩田書院、2008年)など。

■ 参加形態

参加形態
Zoomを利用したオンラインによる聴講 WebセミナーにはZoomを使用します。
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YouTubeを利用した後日聴講 開催日から数日経過後に、1週間限定でYouTube配信します。

  ※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。