『バイデン政権の対中姿勢と日本の戦略』
日時 | 2021年5月31日(月) 16:00~17:30 |
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聴講形式 | 今般の感染状況等を踏まえ、本講演会はオンラインのみの聴講といたします。 ①Zoomを利用したオンラインによる聴講 ②YouTubeを利用した後日聴講(1週間限定となります) |
出演者 | 渡部 恒雄 氏 (笹川平和財団 安全保障研究グループ 上席研究員) |
■ 概要
今年から米国ではバイデン政権がスタートしたが、米国政治も国際秩序もトランプ以前には戻らず、バイデン新政権には厳しい試練が待ち受けている。国内における人種分断や政治対立の激化、コロナの膨大な感染被害、そして景気と雇用の悪化だ。バイデン政権は、アメリカの求心力低下と中国の影響力拡大が進む今後の世界にどのように向き合うのだろうか。バイデン政権は明確に対中対抗路線に舵を切り、最初の対面での首脳会談に菅首相を招待し、日本との緊密な同盟関係を対中戦略の中心に据えた。米国は対中経済のデカップリング政策も指向しており、中国との経済関係を簡単には切れない日本は難しいかじ取りが要求される。バイデン政権の方向性と日本の戦略を考える。(講師より) |
■ 出演者紹介(敬称略)
◎渡部 恒雄(わたなべ・つねお) 笹川平和財団 安全保障研究グループ 上席研究員 1963年福島県に生まれる。1988年、東北大学歯学部卒業、歯科医師となるが、社会科学への情熱を捨てきれず米国留学。1995年ニューヨークのニュースクール大学で政治学修士課程修了。同年、ワシントンDCのCSIS(戦略国際問題研究所)に入所。客員研究員、研究員、主任研究員を経て2003年3月より上級研究員として、日本の政党政治、外交安保政策、日米関係およびアジアの安全保障を研究。2005年4月に日本に帰国。以来CSISでは非常勤研究員を務める。三井物産戦略研究所主任研究員を経て、2009年4月から2016年8月まで東京財団政策研究ディレクター兼上席研究員。9月より上席研究員専任となり、10月に笹川平和財団に特任研究員として移籍。2017年10月より現職。外交・安全保障政策、日米関係、米国の政策分析に携わる。 2007年12月から2010年3月まで報道番組「サンデープロジェクト」(テレビ朝日系列)のコメンテーター。2010年5月から2011年3月まで外務省発行誌「外交」の編集委員。著書に「2021年以後の世界秩序―国際情勢を読む20のアングル」(2020年 新潮新書)、「いまのアメリカがわかる本・最新版」(2013年 三笠書房)、「二〇二五年米中逆転―歴史が教える米中関係の真実」(2011年PHP研究所)等。 |
■ 参加形態
参加形態 | |
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Zoomを利用したオンラインによる聴講 | WebセミナーにはZoomを使用します。 企業によってはセキュリティの観点によりZoomが使用できない場合がございますので、事前にご確認ください。 |
YouTubeを利用した後日聴講 | 開催日から数日経過後に、1週間限定でYouTube配信します。 |
※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。