『最後の防衛線―危機と日本銀行』   

日時 2022年11月2日(水) 15:30~17:00  ※通常の開催時間と異なります。ご注意ください。
聴講形式 今般の感染状況等を踏まえ、本講演会はオンラインのみの聴講といたします。
 Zoomを利用したオンラインによる聴講
  ※本講演会はリアルタイムのオンライン聴講のみで、YouTubeでの後日配信の聴講形式はありません。
出演者 中曽 宏 氏 (大和総研 理事長
         前・日本銀行副総裁)

■ 概要

日本は過去30年間に、バブル崩壊後の1990年代の金融危機とその10年後に米国の住宅バブルを端緒として世界経済を大混乱に陥れた国際金融危機という2度の大きな金融危機を経験した。民間金融機関でも金融当局でも、混乱を極めた危機対応の現場では、職員の並外れた献身が普通の美徳だった。
本講演では、現場職員の奮闘に言及しながら、日本銀行が「最後の貸し手」として金融危機克服を目的に実施した各種政策や、危機後の経済停滞に対処するために次々に導入した「非伝統的金融政策」の変遷を辿る。そうした政策は効果を発揮したが、同時に副作用も随伴した。過去の政策運営から得られた教訓を踏まえた上で、次の金融危機への備えを万全にするための課題について考察する。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎中曽 宏(なかそ・ひろし)
  大和総研 理事長
  前・日本銀行副総裁

⇒略歴は こちら をご参照下さい。

■ 参加形態

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