『日本の電機産業が凋落した原因と復活への可能性』   

日時 2023年7月24日(月) 16:00~18:00
聴講形式 本講演会はオンラインのみの聴講といたします。
 ①Zoomを利用したオンラインによる聴講
 ②YouTubeを利用した後日聴講(2週間限定となります)
出演者 桂 幹 氏(著述業)

■ 概要

昭和に世界を席巻した電機産業は、平成の時代にその力を大きく失った。記録メディア事業に従事する中で二度のリストラに遭遇した私自身と、シャープで副社長を務めた父の実体験から見えてきたのは、凋落の原因となった五つの要因だった。それらは誤認、慢心、困窮、半端、欠落という言葉に象徴される。どれも無自覚のうちに犯した過ちだった。電機産業が再びその力を取り戻すには、組織改革が不可欠だろう。現状はイノベーションを生み出すのに適した組織とは言えない。日本企業に蔓延するエンゲージメントの低下とダイバーシティの遅れは、復活への大きな阻害要因だ。
本講演では、2月に上梓した「日本の電機産業はなぜ凋落したのか」をベースに、五つの凋落の原因と、復活のための組織改革案を具体的にお話ししたいと思う。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎桂 幹(かつら・みき)
  著述業

1961年 大阪で生まれる。
1986年 同志社大学法学部卒業後、TDK株式会社に入社。
1998年 米国法人(記録メディア事業部門)に出向
2002年 米国法人 にてVice President就任
2008年 事業売却に伴い出向解除 売却先の米国企業Imation社へ転職
2011年 Imation社日本法人で常務取締役就任
2016年 事業撤退によりImation社退職
2023年 「日本の電機産業はなぜ凋落したのか」(集英社)上梓

■ 参加形態

参加形態
Zoomを利用したオンラインによる聴講 WebセミナーにはZoomを使用します。
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YouTubeを利用した後日聴講 開催日から数日経過後に、2週間限定でYouTube配信します。

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