『経営課題としての気候変動問題~IPCC第6次統合報告書からGX推進法まで~』   

日時 2023年8月25日(金) 16:00~17:30
聴講形式 本講演会はオンラインのみの聴講といたします。
 ①Zoomを利用したオンラインによる聴講
 ②YouTubeを利用した後日聴講(2週間限定となります)
出演者 諸富 徹 氏(京都大学大学院経済学研究科 教授)

■ 概要

 本講演では、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次統合報告書のメッセージを出発点として、気候変動問題が経済成長や産業発展にどのような影響を与えうるのか、定性的・定量的に明らかにする。興味深いことに、環境と経済の関係は対立的なものではなく、むしろ、正面から環境に取り組む国・企業ほど、よいパフォーマンスを上げる傾向がある。今後、気候変動政策は進化し、GX推進法で導入が決まったカーボンプライシング、TCFD提言に基づく情報開示、カーボンフットプリントなどにより、市場にますますルールとしての気候変動問題が埋め込まれていく。環境を制する者が市場を制する者となる世界がいずれやってくる。宇沢弘文の社会的共通資本の考え方は、そうした世界の導きの糸となる。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎諸富 徹(もろとみ・とおる)
  京都大学大学院経済学研究科 教授

⇒略歴は こちら をご参照下さい。

■ 参加形態

参加形態
Zoomを利用したオンラインによる聴講 WebセミナーにはZoomを使用します。
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YouTubeを利用した後日聴講 開催日から数日経過後に、2週間限定でYouTube配信します。

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