第146回セミナー
「日本におけるマネロン・テロ資金供与対策の現状と課題」
【日時】 | 2019年5月31日(金) 10:00~11:30 |
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【場所】 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12階) |
【出演者】 | 高橋 良輔 氏 (御堂筋法律事務所 弁護士) |
■ セミナーの趣旨
いよいよ本年秋にFATF(金融活動作業部会)による第四次対日相互審査を迎えることとなり、金融機関及び監督当局の双方において、関係法令及び実務指針等に基づく管理態勢の高度化が本格的に進められています。 本セミナーにおいては、マネロン・テロ資金供与対策の実務に精通する弁護士(元金融庁マネロン・テロ資金供与対策担当)が、FATFを中心としたマネロン・テロ資金供与対策の国際的な枠組みや、国内外の規制体系について整理をしたうえで、リスクベース・アプローチの基本的な考え方や、金融機関を中心とした日本におけるマネロン・テロ資金供与対策の現状と課題、第四次対日相互審査が与える影響等について明らかにします。 |
■ 出演者紹介(敬称略)
◎高橋 良輔(たかはし・りょうすけ) 御堂筋法律事務所 弁護士 2010年京都大学法学部卒業、12年京都大学法科大学院終了、13年弁護士登録、14年1月弁護士法人御堂筋法律事務所入所、16年10月より金融庁検査局総務課(専門検査官)、総合政策局マネロン・テロ資金供与対策企画室(室長補佐)などを経て、18年10月弁護士法人御堂筋法律事務所東京事務所復帰。主たる業務は、金融レギュレーション、コンプライアンス(AML/CFT・反社会的勢力・企業不祥事)など。主要著作として、「リスクベース・アプローチに基づく特定事業者作成書面等の実務対応」(金融法務事情2099号)、「マネロン・テロ資金供与をめぐる規制動向と3つの防衛線による対応(上)(下)」(銀行法務21No.835、836)ほか多数。 |