2050年カーボンニュートラルに向けた動向と展望—企業に求められることとは
- 日時
- 2022年6月6日(月) 16:00~17:30
- 聴講形式
- 今般の感染状況等を踏まえ、本講演会はオンラインのみの聴講といたします。
①Zoomを利用したオンラインによる聴講
②YouTubeを利用した後日聴講(2週間限定となります) - 出演者
- 平田 仁子 氏 (Climate Integrate 代表理事)
概要
喫緊の課題である気候変動に対応するため、2019年、政府もカーボンニュートラル方針を打ち出した。以来、国内でも企業や自治体の動きが加速している。しかし、現在のエネルギーや経済システム、さらに企業活動は化石燃料依存を前提にしたままであり、脱炭素化との整合性を計っていく上での取り組みも十分ではない。さらに、資源エネルギー価格高騰、ウクライナ情勢の影響による資源確保問題など、気候変動対策を失速させかねない情勢にも突き当たっている。講演では、カーボンニュートラルをめぐる国内外の動向を紹介し、企業がカーボンニュートラルにいかに備えるべきかについて取り上げる。(講師より)
出演者紹介(敬称略)
平田 仁子
(ひらた・きみこ)
Climate Integrate 代表理事
アメリカの環境団体の経験を経て、1998年から2021年までNPO法人気候ネットワークで国際交渉や国内外の気候変動・エネルギー政策に関する研究・分析・提言及び情報発信などを行う。気候変動枠組条約締約国会議(COP)には、1997年のCOP3から参加。2011年の福島第一原子力発電所事故の後には石炭火力発電所の建設計画に対して取り組み、多くの計画を中止に導いたことや、金融機関に対する株主提案などが評価され、2021年ゴールドマン環境賞を受賞(日本人3人目、女性初)。2022年にClimate Integrateを設立。
国内外のパートナーと連携し、各ステークホルダーの脱炭素への動きを支援する。講演や執筆活動も行う。熊本県生まれ。
主な著書
『気候変動と政治 -気候政策統合の到達点と課題』成文堂(2021)。
『原発も温暖化もない未来を創る』編著、コモンズ(2012)。
千葉商科大学大学院客員准教授。聖心女子大学卒業、早稲田大学社会科学研究科博士課程修了(社会科学博士)。
参加形態
- Zoomを利用したオンラインによる聴講
- WebセミナーにはZoomを使用します。
ご所属される組織のセキュリティによりZoomが使用できない場合がございますので、事前にご確認ください。 - YouTubeを利用した後日聴講
- 開催日から数日経過後に、2週間限定でYouTube配信します。
※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。