M&Aによる利益成長モデル—戦略は買収に従う
- 日時
- 2022年6月10日(金) 16:00~17:30
- 聴講形式
- 今般の感染状況等を踏まえ、本講演会はオンラインのみの聴講といたします。
①Zoomを利用したオンラインによる聴講
②YouTubeを利用した後日聴講(2週間限定となります) - 出演者
- 松本 茂 氏 (京都大学経営管理大学院特命教授、城西国際大学大学院 教授)
概要
2001年からの20年間に日本企業が実行した海外M&Aは9390件、買収金額の総額は120兆円に上る。今世紀、日本企業が何に経営資源を投じたかと問われれば、間違いなく海外での買収はそのひとつに挙げられる。草創期には失敗が多かった海外M&Aは、発展期に成否割合が改善してきた。日本企業はM&Aでようやく何かを掴み始めたようだ。
本講演では、シュンペーターが「経済発展の理論」で説いた、企業家による新結合をキーワードとして経営における買収の役割を再考する。そして、買収で世界一を実現したダイキン工業やDMG森精機、村田製作所などの成功事例をもとに、日本企業はこれから如何にM&Aに取り組むべきかについて解説する。(講師より)
出演者紹介(敬称略)
松本 茂
(まつもと・しげる)
京都大学経営管理大学院特命教授
城西国際大学大学院 教授
神戸大学経営学研究科博士課程修了。
20年にわたり投資銀行などでクロスボーダーM&A案件に助言。その後、同志社大学大学院准教授を経て現職。
著書に『海外M&A新結合の経営戦略』『海外企業買収失敗の本質 戦略的アプローチ』(東洋経済新報社)などがある。
2015年第9回M&Aフォーラム賞、2020年京都大学経営管理大学院優秀教育賞受賞。
参加形態
- Zoomを利用したオンラインによる聴講
- WebセミナーにはZoomを使用します。
ご所属される組織のセキュリティによりZoomが使用できない場合がございますので、事前にご確認ください。 - YouTubeを利用した後日聴講
- 開催日から数日経過後に、2週間限定でYouTube配信します。
※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。