四半期報告廃止を契機にディスクロージャーを考える
- 日時
- 2023年6月21日(水) 16:00~17:30
- 聴講形式
- 本講演会はオンラインのみの聴講といたします。
①Zoomを利用したオンラインによる聴講
②YouTubeを利用した後日聴講(2週間限定となります) - 出演者
- 黒沼 悦郎 氏(早稲田大学法学学術院 教授、ニッセイアセットマネジメント 社外取締役)
概要
岸田政権の意向で、上場企業が3か月ごとに業績を開示する四半期報告制度が廃止されることになった。日本のディスクロージャーの大きな後退である。これを契機に、ディスクロージャー(企業の情報開示)の法理論、判例、制度の歴史を振り返りながら、ディスクロージャーは何のためにあるのか、それが日本社会でどのような役割を果たしてきたか、なぜ日本企業は任意の情報発信には熱心なのに法定開示を嫌うのか、ディスクロージャーとコーポレートガバナンスの関係、四半期報告廃止後のディスクロージャーはどうあるべきかといった問題を考えてみたい。本年6月から法定開示が始まるサステナビリティ関連情報の開示にも触れる。(講師より)
出演者紹介(敬称略)
黒沼 悦郎
(くろぬま・えつろう)
早稲田大学法学学術院 教授
ニッセイアセットマネジメント 社外取締役
1960年生まれ。1984年東京大学法学部卒。名古屋大学助教授、神戸大学教授を経て、2004年から早稲田大学教授。2007-2017年金融審議会委員。現在、金融審議会専門委員。
主な著書
『証券市場の機能と不公正取引の規制』(有斐閣、2002)
『アメリカ証券取引法〔第2版〕』(弘文堂、2004)
『金融商品取引法〔第2版〕』(有斐閣、2020)
『会社法〔第2版〕』(商事法務、2020)
参加形態
- Zoomを利用したオンラインによる聴講
- WebセミナーにはZoomを使用します。
ご所属される組織のセキュリティによりZoomが使用できない場合がございますので、事前にご確認ください。 - YouTubeを利用した後日聴講
- 開催日から数日経過後に、2週間限定でYouTube配信します。
※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。