生成AIがもたらす社会への影響を考える—EUのAI規制法案を手掛かりとして—

日時
2024年3月1日(金) 16:00~17:30
聴講形式
本講演会(オンライン)は、①と②の両方聴講案内します。
 ①ライブ聴講(Zoom)
 ②後日聴講(YouTube:2週間限定となります)

※お申込みされた方へは①のURLを開催日前日夕刻までに、②のURLを開催後数日内にお送りします。
(①は事前登録が必要です)
出演者
宮下 紘 氏(中央大学総合政策学部教授・博士(法学))

概要

生成AIは、人間社会をより豊かにするのか,あるいはデジタルが人間を支配し管理する道具となるのか。生成AIは,選挙の結果を操作し民主主義を歪めることもできるし、企業の機密情報を意図せず漏えいさせたり、または他人になりすまし偽の動画や画像を拡散させることもできてしまう。
イタリアのデータ保護当局はいち早くChatGPTの禁止という暫定措置を講じた。
その背景には何があったのか。AIと人間をめぐる関係性にまで遡り、検討する。具体的な事例を通して,社会として守るべき価値とは何か、ということを考えていく。
日本のAIをめぐる議論の状況や世界で初となるEUのAI規制法についても考察を行う。生成AIがもたらす社会への影響を冷静に考える。(講師より)

出演者紹介(敬称略)

宮下 紘

(みやした・ひろし)

中央大学総合政策学部教授・博士(法学)

専門は憲法,情報法。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了、内閣府国民生活局個人情報保護推進室政策企画専門職、ハーバード大学ロースクール客員研究員等を経て現職。
主著として、
『プライバシーという権利』(岩波新書・2021)、
『ビッグデータの支配とプライバシー危機』(集英社新書・2017)等がある。

参加形態

Zoomを利用したオンラインによる聴講
WebセミナーにはZoomを使用します。
ご所属される組織のセキュリティによりZoomが使用できない場合がございますので、事前にご確認ください。
YouTubeを利用した後日聴講
開催日から数日経過後に、2週間限定でYouTube配信します。

※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。
※URLは標題講演のお申込者限定にお送りします。
 代理出席、および動画の複数名視聴・録画・転送等はお控えくださいますようお願い申し上げます。

ご聴講の際のご注意をご確認ください。

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