第196回セミナー『株主から見た日本企業のガバナンスの現状と、経営者・取締役が期待されていること』
- 日時
- 2024年2月2日(金) 10:00~11:30
- 聴講形式
- 本セミナー(オンライン)は、①と②の両方聴講案内します。
①ライブ聴講(Zoom)
②後日聴講(YouTube:2週間限定となります)
※お申込みされた方へは①のURLを開催日前日夕刻までに、②のURLを開催後数日内にお送りします。
(①は事前登録が必要です) - 出演者
- 北後 健一郎 氏 (企業年金連合会 年金運用部、コーポレートガバナンス担当部長、ヘッジファンド投資担当部長)
セミナーの趣旨
本講演では、前段で「ESGやSDGについて一言」、「日本におけるCGコードとSSコードの問題点」を取り上げ、後段ではアセットオーナー、株主からの視点で日本企業が抱えるガバナンスについての問題点を述べる。経営者、取締役にとって、ガバナンスに対する正しい姿勢とは何か、現状を真に改善するためには、という点について、「ガバナンスに関する誤解・ガバナンスが良ければいいのか」、「海外投資家の見方」や「政策保有株式」、「親子上場」、「独立取締役の実態と本来求められる役割」といったトピックを交えて述べ、最後にまとめとして株主から経営陣=内外取締役への期待と問いを示したい。 (講師より)
出演者紹介(敬称略)
北後 健一郎
(ほくご・けんいちろう)
企業年金連合会 年金運用部
コーポレートガバナンス担当部長
ヘッジファンド投資担当部長
慶應義塾大学経済学部卒業後、住友銀行入社、米国コロンビア大学ビジネススクール留学を経て、1995年よりニューヨーク支店に15年間勤務。新規業務企画・特命事項担当。自社によるM&Aや他社との大型プロジェクト等、東京の経営陣からの特命事項のNY側リーダーとして従事すると共に、株主価値向上を念頭に資本有効活用として、PE・HF・クレジット等各種投資、資産ポートフォリオマネージメントのための新ストラクチャー、各種ヘッジ、貸金資産証券化等々を企画・実行。2005年から2010年は米州統括部副部長として、約2000人を抱える米州本部のCFO役を兼務し、北米・南米業務を統括する。
2010年帰国後は、同行にてアセットマネジメント業務の国際戦略立案・実行に従事。
2014年より現職。海外でのカンファレンスやセミナーで、日本のコーポレートガバナンスの現状につき講演等を行い、また、各国の年金基金等アセットオーナーや、アクティビストを含む投資家らとも定期的に意見交換。また、ヘッジファンド投資の担当部長として、約9000億円のヘッジファンドポートフォリオ投資を統括している。
<その他主な役職・委員等>
経済産業省 - 「公正な M&A の在り方に関する研究会: 2018-2019」委員
金融庁 - 「スチュワードシップ・コードに関する有識者検討会: 2019」メンバー
経済産業省 - 「サステナブルな企業価値創造に向けた対話の実質化検討会: 2019-2020」オブザーバー
BDTI(公益社団法人 会社役員育成機構)理事
参加形態
- Zoomを利用したオンラインによる聴講
- WebセミナーにはZoomを使用します。
企業によってはセキュリティの観点によりZoomが使用できない場合がございますので、事前にご確認ください。 - YouTubeを利用した後日聴講
- 開催日から数日経過後に、2週間限定でYouTube配信します。
※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。
※URLは標題講演のお申込者限定にお送りします。
代理出席、および動画の複数名視聴・録画・転送等はお控えくださいますようお願い申し上げます。
※10:00開催のため、開催前日の17:00までにお願いできれば幸いです。
ご聴講の際のご注意をご確認ください。