第2回 『金融機関監督における金融機関のガバナンス:3 lines of defenseと取締役会・監査機能の重視』

【日時】 2021年11月8日(月) 14:00~15:30
【聴講形式】 今般の感染状況等を踏まえ、本セミナーはオンラインのみの聴講といたします。
 ①Zoomを利用したオンラインによる聴講
 ②YouTubeを利用した後日聴講(開催日から数日経過後に、1週間限定でYouTube配信します)。
【出演者】 佐々木 清隆 氏(元金融庁総合政策局長
            一橋大学大学院経営管理研究科客員教授)

■ 概要

金融機関監督においては、各金融機関が策定する経営戦略とそれを踏まえて構築されたビジネスモデルに対応した内部管理態勢の実効性を評価するとともに、経営戦略、ビジネスモデル及び内部管理態勢を構築する責任を負う取締役会等ガバナンスの実効性も評価するのがグローバルスタンダードである。特にリーマンショック(2008年)以降において、3 lines of defense(1st line;営業・業務部門、2nd line:リスク管理、コンプライアンス等、3rd line:内部監査)の考え方が採用されるとともに、それを支える取締役会、監査役会(監査委員会)、外部監査の機能が重視されている金融監督における金融機関のガバナンスの在り方について議論する。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎佐々木 清隆(ささき・きよたか)
 元金融庁総合政策局長
 一橋大学大学院経営管理研究科客員教授

1983年東京大学法学部卒、大蔵省(現財務省)入省。金融庁証券取引等監視委員会事務局長、公認会計士・監査審査会事務局長、総括審議官を経て2019年7月に総合政策局長を最後に金融庁を退官するまでの間、20年以上にわたり金融行政に従事。特に、銀行検査監督、証券市場監視、監査法人検査、コーポレートガバナンス、仮想通貨(暗号資産)を含むデジタライゼーションへの対応等国内外で多岐にわたる専門的な経験を積む。
またOECD,IMFに延べ3回10年の勤務のほか金融監督当局の国際的な集まりであるFSB(Financial Stability Board), バーゼル銀行監督委員会等でも活動。
編著書「グローバル金融規制と新たなリスクへの対応」(2021年4月、金融財政事情研究会)。

■ 参加形態

参加形態
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YouTubeを利用した後日聴講 開催日から数日経過後に、1週間限定でYouTube配信します。

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