第23回『ソーシャルメディアがもたらす新たな経営リスク~危機管理の観点から』
日時 | 2012年4月3日(火)16:00~17:30 |
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場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル21F) |
出演者 | 結城 大輔 氏(のぞみ総合法律事務所 パートナー弁護士) |
■ 講演概要
Facebook、Twitter、YouTubeを始めとするソーシャルメディアは、現在、多くの企業のビジネスに活用されています。また、個人としてソーシャルメディアにアカウントを持つ人の数も増加の一途をたどっています。 しかし、その一方で、アカウントが「炎上」して企業が謝罪に追い込まれたり、企業や顧客の重要情報がソーシャルメディアに書き込まれたりするなど、ソーシャルメディアに関連して、企業がこれまでにはなかった形でのトラブルや法的紛争を抱えるケースも目立つようになっています。企業経営者としては、ソーシャルメディアの利点をビジネスに最大限に活かすためにも、ソーシャルメディアに潜むリスクを分析し、具体的な取り組みを始めることが喫緊の課題となっています。 本講演会では、ソーシャルメディアにまつわる企業のリスクを具体的事例に基づいて明らかにするとともに、ソーシャルメディアポリシーの策定・周知や、危機対応への準備をはじめとする、企業経営者が今すぐ社内で取り組むべき実務的課題とそのポイントについて取り上げます。 |
■ 出演者
結城 大輔(ゆうき・だいすけ) のぞみ総合法律事務所 パートナー弁護士 91年 私立開成高等学校卒 96年 東京大学法学部卒 98年 弁護士登録(第二東京弁護士会)。のぞみ総合法律事務所所属。 00~02年 日本銀行出向 08~09年 韓国ソウルの法律事務所 法務法人(有限)太平洋、法務法人廣場にて執務 10年 米国University of Southern California ロースクール卒(LL.M.) 10~11年 米国ロサンゼルスの法律事務所 Liner Grode Stein Yankelevitz Sunshine Regenstreif & Taylorにて執務 11年~ 米国ニューヨークの法律事務所 Moses & Singer にて執務 主要取扱分野は、コンプライアンス、企業危機管理、企業不祥事・内部通報対応、名誉毀損、エンターテインメント、知的財産権、ソーシャルメディア、韓国・米国関係法務等。 主要著作に、「新・名誉毀損」(商事法務 2006年)、「公益通報者保護法が企業を変える」(金融財政事情研究会 2005年)、「内部通報システムをつくろう」(同2006 年)、「製品事故にみる企業コンプライアンス態勢の実践」(同2007年)等がある。 |