第34回講演会『会社法改正中間試案に関する各界意見の分析~CGネットの意見との比較検討を中心に』
日時 | 2012年6月8日(金)15:00~16:30 |
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場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル21F) |
出演者 | 中村 信男 氏(早稲田大学商学部 教授) |
■ 講演の概要
法務省民事局参事官室から公表された「会社法制の見直しに関する中間試案」に対しては、各界から様々な意見が出されています。社外取締役の選任の義務付け一つとっても、提出された意見は多岐にわたっており、意見提出者の背負う立場が反映されているものと考えられます。 本講演会では、中間試案に対するCGネットの意見書作成にご支援いただいた早稲田大学の中村信男教授から、コーポレート・ガバナンスに関連する中間試案の提案を中心に、提出されている各界の意見の内容を、CGネットの意見との比較検討含めて分析し、今後予想される会社法改正の行方を探っていただきます。 なお、本講演会の内容は、基本的には、以下のCGネットの意見書と同様な範囲となる予定です(中間試案の内容全体を取り上げるものではありません)。 「会社法制の見直しに関する中間試案」に対するCGネットの意見書はこちら |
■ 出演者紹介
中村 信男(なかむら・のぶお) 学歴・職歴:1986年3月早稲田大学法学部卒業。1991年早稲田大学大学院法学研究科博士課程満期退学。その後、愛知学院大学専任講師、早稲田大学商学部専任講師、助教授を経て2001年4月より早稲田大学商学部教授(現在に至る)。2004年から2005年までロンドン大学高等法律研究所訪問研究員。このほか、税務大学校講師、独立行政法人日本貿易振興機構・契約監視員会委員、独立行政法人日本貿易保険・契約監視委員会委員等を兼務。 専門:会社法および保険法 著作:「コーポレート・ガバナンス」川邉信雄他編『日本の成長戦略』(中央経済社、2012年)「親子会社と影の取締役・事実上の主宰者の責任」日本大学大学院法務研究科「法務研究」第7号(2011年)、「生命保険契約における保険料支払い義務不履行とその法的効果に関する一考察」保険学雑誌641号(2011年)、「会社法における内部統制と実務対応」金融法務事情1770号(2006年)、『会社法による定款作成の実務』(中央経済社、2006年)等、多数。 |