第41回『サムスンにみる世界企業のマネジメント~日本企業との差はどこにあるのか』

日時 2012年8月3日(金)15:00~16:30
場所 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル21F)
出演者 片山 修 氏(経済ジャーナリスト・経営評論家)

■ 講演の背景

グローバル市場で躍進している韓国企業サムスン。十数年前、韓国を襲ったIMF危機で存亡の危機に陥り、慣れ親しんだマネジメントスタイルを捨て、「内向き」から「外向き」に大胆な改革を行いました。いまだ「日本的経営」から脱却できないことが日本経済の低迷を招いているとの指摘がある中、サムスンの断行してきた改革は、苦境に立たされている日本企業にとって大いに参考になりそうです。
講師の片山氏は「秘密主義」として有名なサムスンの経営幹部に密着取材し、知られざるマネジメントの実情を、著書『サムスンの戦略的マネジメント』の中で詳しく報告しています。日本企業についても『ストリンガー革命-ソニーの何を変えたのか』など数々の著書がある経済ジャーナリストとして、経営評論家として、片山氏から見えるサムスンと戦略的経営と日本企業の差異、日本企業の課題についてお話しいただく予定です。

■ 出演者紹介

片山 修(かたやま・おさむ)
経済ジャーナリスト・経営評論家

愛知県名古屋市生まれ。経済ジャーナリスト、経営評論家として活躍。2001年~2011年までの10年間、学習院女子大学客員教授を務める。
日本の主要月刊誌『中央公論』『文藝春秋』『Voice』『潮』などに論文を執筆。
著書は、『トヨタはいかにして「最強の社員」をつくったか』(祥伝社)、『決断の法則』(小学館文庫)、『9・15 リーマンショック その時、トップはどう動いたか』(祥伝社新書)、『サムスンの戦略的マネジメント』(PHPビジネス新書)など50冊を超える。
近著に、『ホンダ式 一点バカ』(朝日新書)、『東京スカイツリー 六三四に挑む』(小学館)、『なぜザ・プレミアム・モルツは売れ続けるのか?』(小学館文庫)がある。

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