「ボードメンバーのための海外コンプライアンスリスク-アジア事業における汚職・贈賄リスクを中心に-」
日時 | 2012年11月29日(木) 16:00~18:00 |
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場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F) |
出演者 | ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業) 弁護士・ニューヨーク弁護士 関口 智弘 氏 弁護士・公認会計士 茨城 敏夫 氏 |
■ 講演の概要
アジアでの事業展開は大きな利益が期待される反面、コンプライアンス・リスクも伴います。特に、汚職撲滅に向けた世界的潮流の中、アジアで日本企業が直面する汚職・贈賄リスクに注目が集まっています。最近では、インドネシアの汚職撲滅委員会(KPK)により、日本企業の現地法人の日本人責任者が裁判官への贈賄容疑で逮捕されたことは記憶に新しいところです。 これに対して、多くの日本企業では、アジアに進出することが先決で、それに伴うコンプライアンス・リスクに対する組織体制や有効な内部統制システムの構築が遅れているのが現状です。 本セミナーでは、グローバル展開する日本企業のボードメンバーの立場から、汚職・贈賄リスクを中心に、アジア事業における有効なコンプライアンス体制の構築について概説します。(講師より) |
■ 出演者紹介
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業) 弁護士・ニューヨーク弁護士 関口 智弘 1994年早稲田大学法学部卒業。1997年弁護士登録。2003年ヴァージニア大学ロースクール修了(LL.M.)。2004年ニューヨーク州弁護士登録。2009年中央大学大学院戦略経営研究科講師。Baker & McKenzieシカゴオフィスにて勤務経験を有す。著書『実践TOB ハンドブック〔改訂版〕』(共編著)(日経BP 社、2010)、『クロスボーダーM&Aの実務』(共編著) (中央経済社、2008)ほか。 弁護士・公認会計士 茨城 敏夫 1995年早稲田大学政治経済学部卒業後大手監査法人に勤務。2003年弁護士登録、公認会計士登録。2011年米国コロンビア大学ロースクール修了(LL.M.)。同年6月からBaker & McKenzie.Wong & Leow(シンガポールオフィス)に勤務し、東南アジア各国の日本企業の投資案件及びコンプライアンス案件に多数関与。2012年9月東京オフィスに復帰。 |