「シェール革命とエネルギー安全保障戦略」
日時 | 2013年7月24日(水) 16:00~18:00 |
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場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F) |
出演者 | 田中 伸男 氏(東京大学公共政策大学院 教授、日本エネルギー経済研究所 特別顧問) |
■ 講演骨子
日本の国家エネルギー戦略は、福島原子力発電所事故の後遺症に揺れて、国民の総意を得るには今なお非常に難しい局面にあります。 この間にシェールガスの開発が急速に進み、世界のパワーバランスにも静かな変化が生まれつつあります。 エネルギー安定確保という国の基本的な課題の存在は誰もが認識してはいるが、では日本の中長期国家エネルギー戦略が如何にあるべきかに関し、定量化された知見を持ち得ぬままパッチワークで凌いでいるのが日本の現状であり、国民の不安感を払拭できていません。 この辺りの問題を、世界に於ける日本の現在の立ち位置を確認しつつ、詳しくお話し頂きます。 |
■ 出演者紹介
◎田中 伸男(たなか・のぶお) 東京大学公共政策大学院 教授、日本エネルギー経済研究所 特別顧問 1972年 東京大学経済学部経済学科卒業 1973年 通商産業省入省 1986年 大臣官房秘書課長補佐 1987年 資源エネルギー庁企画官 1989年 経済協力開発機構科学技術工業局次長~同局長 1995年 産業政策局産業資金課長 1997年 通商政策局総務課長 1998年 外務省在アメリカ合衆国日本大使館公使 2000年 経済産業研究所副所長 2002年 通商政策局通商機構部長 2004年 経済協力機構科学技術産業局長 2007年 国際エネルギー機関(IEA)事務局長 2011年 現職 |