「労働問題に関する会社役員の義務と損害賠償責任」
日時 | 2013年10月2日(水) 16:00~17:30 |
---|---|
場所 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F) |
出演者 | 岩崎 通也 氏(楠・岩崎法律事務所 パートナー弁護士) |
■ 概要
使用者と労働者との間で、解雇、労働災害、未払賃金等に関する労働紛争が生じた場合に、労働者において、使用者に対する請求に加えて、使用者の取締役個人を損害賠償請求の対象として加える事例が散見され、また、かかる責任追及の結果、取締役個人について、会社法第429条1項の第三者責任が認められる例も出てきています。 労働紛争の増加傾向に伴い、取締役個人の責任を追及するケースも増加する可能性がある中、取締役の責任が問われた過去の事例について解説するとともに、労働関連法規を遵守し、取締役としての義務を果たすために留意すべき事項についてお話しいただく予定です。 |
■ 出演者紹介
◎岩崎 通也(いわさき・みちや) 楠・岩崎法律事務所 パートナー弁護士 経歴: 1994年東京大学文学部卒業、1999年司法研修所修了(51期) 加茂法律事務所入所、弁護士登録、2005年金融庁入庁、2007年渥美総合法律事務所・外国法共同事業(現渥美坂井法律事務所・外国法共同事業)入所、2012年楠・岩崎法律事務所設立 受賞: Labour and Employment 分野において、Chambers Asia Pacific (2013年版) “Leading Individuals”、Legal 500 (2013年版) “Leading Individuals” Asialaw Profiles(2013年版) “Recommended Lawyers” に選出 所属団体:経営法曹会議、日本CSR普及協会雇用・労働専門委員、第二東京弁護士会労働法制委員会、第二東京弁護士会倒産法研究会 出版物: ・『詳説 倒産と労働』(商事法務、2013)<共著> ・『概説 倒産と労働』(商事法務、2012)<共著> ・「厚生年金基金からの脱退手続」ビジネス法務4月号(2013)<共著> ・「従業員の転職時に問題となる営業秘密の保護と違反時における対応」月刊ザ・ローヤーズ 12月号 (2011) ・「経営破綻における経営者の法的責任の問われ方の最新傾向 厳格化し透明化の要請もいっそう強まる経営責任追及」 月刊ザ・ローヤーズ 5月号 (2011) |