「日本の成長を支える投資ファンドへ~日本証券業協会長からの転身」

日時 2014年5月9日(金) 16:00~17:30
場所 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F)
出演者 安東 俊夫 氏(ウィズ・パートナーズ 代表取締役社長CEO、元日本証券業協会 会長)

■ 概要

成長分野に必要な資金を流す仕組みをどう整えるのか。日本が成長力を保ち、さらに高めていくうえでの大きな課題となっています。野村証券出身で日本証券業協会の会長を務め上げた安東俊夫氏に、独立系ファンドCEOへの転身を決意させた背景には、リスクマネーが十分に供給されない現状への危機感がありました。
安藤氏が率いるウィズ・パートナーズには、奥田碩・日本経団連元会長が顧問に名を連ねるなど、経済界からも大きな期待が寄せられています。昨年5月、創薬ベンチャーのナノキャリアに投資を決め、経営陣に医薬業界の専門家を送り込むなど、着々と実績を上げつつありますが、欧米のみならず中国や韓国の追い上げも急なだけに、これからも積極的な投資戦略が求められています。
世界の潮流を知る証券・金融のプロに、わが国の成長戦略を支えるべきリスク投資の現状、投資ファンドの取り組みを語っていただきます。

■ 出演者紹介(敬称略)

◎安東 俊夫(あんどう・としお)
 株式会社ウィズ・パートナーズ 代表取締役社長CEO

2000年 - 野村證券(株) 代表取締役専務就任
2001年 - 野村ホールディングス(株) 取締役就任
2002年 - 野村アセットマネジメント(株) 代表取締役会長就任
2003年 - (社)投資信託協会 会長就任
2006年 - 日本証券業協会 会長就任
2011年 - (株)ウィズ・パートナーズ 代表取締役就任(現任)

【主に歴任した公職】
金融審議会金融分科会 専門委員
関税・外国為替等審議会 委員
日本銀行 参与
日本経済団体連合会 理事
(財)国際協力医学研究振興財団 理事
(財)日本科学技術振興財団 理事
(独)日本学術振興会 国際生物学賞委員会 委員
(財)認知症予防財団 理事
全国社外取締役ネットワーク活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス・フォーラム活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス研究所