「カルビーのガバナンスとダイバーシティ~グローバル企業としての取り組み」

日時 2014年12月3日(水) 15:30~17:00
場所 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F)
出演者 松本 晃 氏(カルビー株式会社 代表取締役会長 兼 CEO)

■ 概要

1949年に広島にて設立されたカルビー(当時・松尾糧食工業)は同族会社でした。2005年に外部から経営者を招聘し、同族経営から脱した後は、2009年のペプシコとの業務・資本提携などのグローバル展開を行うとともに、2011年3月の上場以降、目覚ましい発展を遂げています。グローバル企業として、コーポレート・ガバナンスやダイバーシティの向上にも取り組んでおり、取締役7名のうち、過半数の5名を社外取締役にするなど先進的な体制をとっています。ボード・ダイバーシティの視点では、社外取締役のうち2名が外国人、うち女性が1名となっています。執行役員にも女性が4名おり、管理職層も含めた様々なダイバーシティの推進活動を展開しています。
本講演会は、ジョンソン・エンド・ジョンソンの日本法人社長を9年間務めた後、2009年からCEOに就かれている松本晃氏に、同社のグローバル企業としてのコーポレート・ガバナンスとダイバーシティについてお話しいただきます。

■ 出演者紹介(敬称略)

◎松本 晃(まつもと・あきら)
 カルビー株式会社 代表取締役会長 兼 CEO

1947(昭和22)年7月20日生 京都市出身

【学歴】
1970年 京都大学 農学部 卒業
1972年 京都大学大学院 農学部 修士課程 修了

【職歴】
1972年~1992年 伊藤忠商事株式会社
1986年~1992年 センチュリーメディカル株式会社(100%伊藤忠商事㈱出資会社) 出向 取締役営業本部長
1993年~1998年 ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカル株式会社(現ジョンソン・エンド・ジョンソン㈱) 代表取締役プレジデント エチコン エンドサージェリー・ジャパン 事業本部長
1999年~2007年 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 代表取締役社長
2008年~2009年3月 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 最高顧問
2009年6月~ カルビー株式会社 代表取締役会長兼CEO(6月24日就任、現在に至る)

【公職】
2005年9月~2011年10月 中央社会保険医療協議会専門委員
2008年4月~ 国立大学法人東北大学 未来医工学治療開発センター 客員教授
2009年4月 米国医療機器・IVD 工業会(AMDD)顧問
2009年5月~ 特定非営利活動法人日本から外科医がいなくなることを憂い行動する会 理事長
2009年11月~ 京都府東京経済人会 会長
2012年4月~ 地方独立行政法人長崎市立病院機構 副理事長
全国社外取締役ネットワーク活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス・フォーラム活動履歴
  • 日本コーポレート・ガバナンス研究所