『環境と独占禁止法―2024年改定グリーンガイドラインの比較法的検討―』

日時 2024年6月10日(月) 16:00~17:30
聴講形式 本講演会(オンライン)は、①と②の両方聴講案内します。
 ①ライブ聴講(Zoom)
 ②後日聴講(YouTube:2週間限定となります)

※お申込みされた方へは①のURLを開催日前日夕刻までに、②のURLを開催後数日内にお送りします。
(①は事前登録が必要です)
出演者 柳 武史 氏(一橋大学大学院 法学研究科 准教授)

■ 概要

 2024年2月15日、公正取引委員会はグリーンガイドラインの改定案を公表した。今回の改定は、事業者等のカーボンニュートラルの実現に向けた取組を後押しするため、独占禁止法上の考え方の「更なる明確化」を図ることを目指したものである。
 他方で、近年、欧州を中心として広くSDGs(持続可能な発展目標)と競争法の問題が活発に議論されるようになっている。SDGsの実現に向けて、政府の規制や課税のみならず、企業の共同行為(カルテル)などをも積極的に活用しようとする議論は、競争法との緊張関係(抵触)をもたらし得る。
 本講演では、欧州の動向も踏まえた上で、我が国の公正取引委員会のグリーンガイドライン改定がどのように評価されるのかを検討する。
(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎柳 武史(やなぎ・たけし)
 一橋大学大学院 法学研究科 准教授

1979年愛知県名古屋市生まれ。2002年早稲田大学法学部卒業、2006年一橋大学法科大学院修了、2012年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。
西村あさひ法律事務所弁護士、日本学術振興会特別研究員、立正大学法学部准教授等を経て、一橋大学大学院法学研究科准教授(現職)。
2012年~2014年、ハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所客員研究員。経済産業省「グリーン社会の実現に向けた競争政策研究会」委員(2022年)、公正取引委員会「グリーン社会の実現に向けた事業者等の活動に関するガイドライン検討会」委員(2022年)。
日本経済法学会リーゼ賞受賞(2023年)、第39回横田正俊記念賞受賞(2024年)。

■ 参加形態

参加形態
Zoomを利用したオンラインによる聴講 WebセミナーにはZoomを使用します。
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YouTubeを利用した後日聴講 開催日から数日経過後に、2週間限定でYouTube配信します。

 ※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。
 ※URLは標題講演のお申込者限定にお送りします。
  代理出席、および動画の複数名視聴・録画・転送等はお控えくださいますようお願い申し上げます。
 ※ご聴講の際のご注意※ ⇒ ご確認ください