『監査役の矜持~曲突徙薪に恩沢なく』

日時 2024年8月22日(木) 10:00~11:30
聴講形式 本講演会(オンライン)は、①と②の両方聴講案内します。
 ①ライブ聴講(Zoom)
 ②後日聴講(YouTube:2週間限定となります)

※お申込みされた方へは①のURLを開催日前日夕刻までに、②のURLを開催後数日内にお送りします。
(①は事前登録が必要です)
出演者 岡田 譲治 氏(元 日本監査役協会 会長、元 三井物産代表取締役副社長執行役員CFO)
加藤 裕則 氏(朝日新聞経済部 記者)

■ 概要

曲突徙薪とは、事前に火事の危険を警告しても聞き入れられず感謝もされないが、警告通りに火事が起こったときに身を挺して消火活動をした人には恩賞があるという中国の故事です。
それでも勇気を持って声を上げ、リスク回避を訴えるのが監査役等の役割りであり、報いはなくともそれを誇りに思うのが監査役の矜持であると思います。
企業不祥事が起こるたびに会社法が改正され監査役制度が強化されましたが、それでも不祥事はなくなりません。
本質的な問題はなんでしょうか?
不祥事と監査役等の関わり、監査の方法などを中心に議論したいと思います。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎岡田 譲治(おかだ・じょうじ)
  元 日本監査役協会 会長、元 三井物産代表取締役副社長執行役員CFO

1974年 3月 横浜国立大学経済学部卒業
1974年 4月 三井物産株式会社入社
2007年 4月 三井物産株式会社経理部長
2011年 6月 三井物産株式会社代表取締役 常務執行役員CFO
2013年 2月 金融庁企業会計審議会委員
2013年 7月 国際財務報告基準(IFRS)財団評議員
2014年 4月 三井物産代表取締役 副社長執行役員CFO
2015年 6月 同社常勤監査役
2017年11月 公益社団法人日本監査役協会会長
2019年10月 太陽有限責任監査法人経営評議会委員(現任)
2020年 6月 日本航空株式会社社外監査役(現任)
2020年10月 SC及びCGCのフォローアップ会議メンバー(現任)
2020年10月 日本取引所自主規制法人理事(現任)
2023年 6月 一般社団法人日本不正検査士協会理事長(現任)
2023年 6月 日本電気株式会社社外取締役(現任)

◎加藤 裕則(かとう・ひろのり)
  朝日新聞経済部 記者

1989年3月 岩手大学卒業
1989年4月 朝日新聞社入社
東京、名古屋、大阪、福岡の経済部で経団連やトヨタ自動車などを取材。現在は農林水産省を担当している。
2014年9月から3年半、宮城県の石巻支局で東日本大震災の復興の取材にあたったこともある。
著書に「会社は誰のものか―経済事件から考えるコーポレート・ガバナンス―」「震災復興10年の総点検」「監査役の覚悟」など。

■ 参加形態

参加形態
Zoomを利用したオンラインによる聴講 WebセミナーにはZoomを使用します。
ご所属される組織のセキュリティによりZoomが使用できない場合がございますので、事前にご確認ください。
YouTubeを利用した後日聴講 開催日から数日経過後に、2週間限定でYouTube配信します。

 ※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。
 ※URLは標題講演のお申込者限定にお送りします。
  代理出席、および動画の複数名視聴・録画・転送等はお控えくださいますようお願い申し上げます。
 ※ご聴講の際のご注意※ ⇒ ご確認ください
  ※10:00開催のため、Zoom視聴のお申込みは、開催前日の17:00までにお願いできれば幸いです。