後援：東京証券取引所、日本取引所グループ（ＪＰＸ）
独立社外役員のためのガバナンス・トレーニング・プログラム
ＭＩＤコース2024＜第８期＞ 基調講演
| 日時 | 2024年1月17日（水） 10:00～12:00 |
|---|---|
| 開催形式 | Zoomを使ったオンラインでの開催 |
| 出演者 | 【基調講演】 10:30～12:00 『アジアの発展と日本の失われた30年－企業活性化の途』 中尾 武彦 氏（みずほリサーチ＆テクノロジーズ 理事長、 第一生命保険 社外取締役、三極委員会日本代表委員 前）アジア開発銀行（ADB）総裁、元）財務官 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク 理事） 〔後援団体挨拶〕 10:15～10:30 『独立役員に期待される役割』 青 克美 氏（東京証券取引所 取締役常務執行役員） 〔主催団体挨拶〕 10:00～10:15 『動き始めたM＆Aと社外取締役』 牛島 信 （日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク 理事長 牛島総合法律事務所 代表弁護士） |
■ 基調講演 概要
| この基調講演では、講師の財務省、アジア開発銀行などにおける経験を踏まえ、アジアの成長が目覚ましい一方で日本経済がバブル崩壊以降30年以上にわたり低迷を続け、世界経済における存在感を小さくしているのはなぜか、日本企業、経済を活性化するには何ができるのかを論じます。講義は、①グローバル経済の行方と国際秩序、②日本の失われた30年と再活性化の途、③アジア開発銀行の経営、④アジアの経済発展を振り返る、⑤中国をどう見るか、の5つの分野をカバーします。独立社外役員となる人にとって、今後の日本の企業経営を考えるためにも、幅広く世界の政治経済の状況、国際機関の経営のあり方、アジアの成長の理由、中国の勃興の意味を学ぶことは、多くの洞察を与えるものと思います。（講師より） |
■ 出演者紹介（敬称略）
| ◎中尾 武彦（なかお・たけひこ）：基調講演 みずほリサーチ＆テクノロジーズ 理事長、 第一生命保険 社外取締役、三極委員会日本代表委員 前）アジア開発銀行（ADB）総裁、元）財務官 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク理事 1978年大蔵省入省後、大阪国税局泉大津税務署長、証券局、主税局、国際金融局の課長補佐などを歴任。1994年IMF（国際通貨基金）政策企画審査局審議役に出向。1997年に大蔵省に復帰後、銀行局金融会社室長、財務省国際局国際機構課長、主計局主計官（外務・経済産業・経済協力担当）、国際局開発政策課長、同総務課長を経て、2005年7月在米国大使館公使、2007年7月財務省国際局次長、2009年7月国際局長、2011年8月財務官。2013年3月退官。2013年4月より2020年1月までアジア開発銀行総裁。2020年4月みずほ総合研究所。2021年4月より現職。 2020年より公共政策大学院大学客員教授（春学期：アジア開発史）、東京大学公共政策大学院客員教授（秋学期：国際経済政策）。 編著書に、The Rise of Asia: Perspectives and Beyond -Memoir of the President of the Asian Development Bank 2013-2020 （アジア開発銀行: 2022年）、「アジア経済はどう変わったか－アジア開発銀行総裁日記」（中央公論新社：2020年）、Asia’s Journey to Prosperity; Policy, Market, and Technology over 50 Years （アジア開発銀行編：2020年）、「アメリカの経済政策」（中公新書：2008年）,「グローバル化と財政」（石弘光編、有斐閣：1990年）、「国際租税制度概観」（日本租税研究協会：1989年）。 このほかみずほリサーチ＆テクノロジーズのHPに「理事長の視点」のシリーズを含め、多数の論考や月1回のYouTube対談を掲載。 1978年東京大学経済学部卒業、1982年カリフォルニア大学バークレー校にて経営学修士。 兵庫県出身。1956年生まれ。 |
| ◎青 克美（あお・かつみ）：後援団体挨拶 東京証券取引所 常務執行役員 東京証券取引所に入所後、上場会社関連業務に多く携わり、総務部長、人事部長、株式部長、上場部長を経て、2016年執行役員、2022年常務執行役員、2023年より現職。 上場会社のコーポレート・ガバナンスの充実や適時開示制度の見直しなどの上場制度の整備に尽力している。 |
| ◎牛島 信（うしじま・しん）：主催団体挨拶 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク代表理事・理事長、 弁護士（第二東京弁護士会所属） 日本生命保険 社外取締役、指名・報酬諮問委員会委員長 日本女子プロゴルフ協会 監事、不動産証券化協会 監事 東京広島県人会 代表理事・会長、国際科学振興財団 理事 1949年生まれ。東京大学法学部卒。検事を経て弁護士に。1985年牛島総合法律事務所開設。 現在、同事務所代表弁護士（弁護士63名・外国弁護士（日本無資格）2名が所属）。 〔著述〕 法律論文に『コーポレート・ガバナンスの実状と発展』（尾崎安央他編「上村達男先生古稀記念 公開会社法と資本市場の法理」商事法務・2019年）など数十篇。小説に『少数株主』（幻冬舎2017年）、『我が師 石原慎太郎』（幻冬舎2023年)など11作、エッセイ集に『日本の生き残る道 企業統治が我が国を救う』（幻冬舎2022年)など11作。 |
■ 参加形態
| 参加形態 | |
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| Zoomを利用したオンラインによる聴講 | WebセミナーにはZoomを使用します。 ご所属される組織のセキュリティによりZoomが使用できない場合がございますので、事前にご確認ください。 |
| YouTubeを利用した後日聴講 | 開催日から数日経過後に、2週間限定でYouTube配信します。 |
※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。
※午前開催のため、Zoom聴講のお申込みは、開催前日の17:00までにお願いできれば幸いです。
「ＭＩＤコース」は、ガバナンスで重要な役割を担う「独立社外取締役」及びその候補者を主な対象者と想定していますが、独立社外取締役以外のボードメンバー（特に、監査役）、独立社外取締役のサポートを行う取締役会事務局の皆様にも参考になるように設計してあります。役員のガバナンス研修としてもご活用いただけます。 （→MIDコースの全容はこちらへ）
