日本コーポレート・ガバナンス・ネットワークが行うセミナー・シンポジウム

第85回セミナー「コーポレート・ガバナンスと統合報告書~機関投資家はどこに注目するか」 

【日時】 2013年10月9日(水) 10:00~11:30
【場所】 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F)
【出演者】 窪田 真之 氏(大和住銀投信投資顧問 シニア・ファンド・マネージャー)

■ セミナーの趣旨

CSRレポートとアニュアルレポートを統合した「統合報告書」への関心が急速に高まっています。統合報告はグローバルな流れであり、国際統合報告委員会(IIRC)は、2013年4月に、国際統合報告のフレームワークに関するコンサルテーション草案を公表しています。
グローバル社会で、企業が持続的な価値を創造していくためには、すべてのステークホルダーに対し、自社の財務状況だけでなく、ESG(環境・社会・ガバナンス)などの非財務情報を開示し、投資家等との対話を行っていくことが求められます。
本セミナーでは、コーポレート・ガバナンスの視点から統合報告書を取り上げます。機関投資家がどのようなCSR情報、ESG情報を求めているのか。本問題について情報発信を続けられている大和住銀投信投資顧問の窪田真之氏から、ガバナンス情報について重点を置いてご解説いただきます。

IIRCのConsultation Draft
同・日本公認会計士協会による仮訳

■ 出演者紹介

◎窪田 真之(くぼた・まさゆき)
 大和住銀投信投資顧問 シニア・ファンド・マネージャー
 日本証券アナリスト協会 企業会計研究会委員
 CRUF(財務諸表利用者会議) 日本支部創設メンバー

日米のアナリスト試験に合格。
1984年慶應義塾大学卒業、住友銀行に入社
1987年から住銀バンカース投資顧問(現、大和住銀投信投資顧問)日本株ファンド・マネージャー
2004年より日本証券アナリスト協会の企業会計研究会委員。
2007年に企業会計基準委員会の専門委員、
2011年経済産業省「非財務情報開示のあり方に関する研究会」委員、
2012年内閣府「女性の活躍状況の資本市場における見える化検討会」委員を務める。
年間100~200社の企業調査を20年以上続け、運用の現場から日本および世界の会計基準のあるべき姿について、積極的に意見発信している。

新聞・雑誌への寄稿多数。
「IR虚像実像」(2005~07年日経金融新聞に連載)、
「投資家から見たIFRS」(2011年1~12月)中央経済社「企業会計」に連載)。
「投資家から見た統合報告書の利用価値」(2012年6月)中央経済社「企業会計」に寄稿。
「日本株高、今こそ必要な選別力」(2013年2~3月)日経ヴェリタスに連載。
「アナリストの視点」(2013年1~3月)月刊「エネルギーフォーラム」に連載。
「投資家から見た企業結合会計改正の影響」(2013年6月)中央経済社「企業会計」に寄稿。 

著書に、
「IFRSで企業業績はこう変わる」(日本経済新聞出版社)、
「クイズ 会計わかる70題」(中央経済社)、
「超入門!株式投資力トレーニング」(日本経済新聞出版社)
などがある。
全国社外取締役ネットワーク活動履歴
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