第115回セミナー
「分岐点が迫っている日本のコーポレート・ガバナンス」
【日時】 | 2016年9月1日(木) 10:00~11:30 |
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【場所】 | 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク会議室(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル12F) |
【出演者】 | ジョン ブカナン (ケンブリッジ大学ビジネスリサーチセンターリサーチアソシエイト) |
■ セミナーの趣旨
日本の戦後の企業統治は長所も短所もありながら、大企業の経営陣の思想的構造を築いた。2000年代にアクティビスト・ファンドがその構造に挑戦した際、反抗が強かった。2014年から、スチュワードシップ・コード、コーポレートガバナンス・コード、伊藤レポート、会社法改正など、数多くの手段を 通じてファンドが要求していたようなガバナンス変化が実現しそうになっている。しかし、こうしたガバナンスの改正過程は、有利な変化とともに好ま しくない側面を伴う危険性がある。英国の例などを見ると、その危険なところが明確になる。(講師より) |
■ 出演者紹介(敬称略)
◎John Buchanan(ジョン・ブカナン) ケンブリッジ大学ビジネスリサーチセンターリサーチアソシエイト [略歴] 昭和49年10月 ロイズ銀行グループ入社 昭和56年1月 同社大阪支店長 昭和58年8月 同社バルセロナ支店長 昭和62年10月 エス・ジー・ウオーバーグ・アンド・カンパニー入社 平成4年10月 同社取締役 平成7年10月 株式会社住友銀行ロンドン支店入社 平成12年5月 大和証券SBCMヨーロッパ・リミテッド入社 平成18年8月 ケンブリッジ大学ビジネスリサーチセンター リサーチアソシエイト(現任) 平成28年6月 株式会社電源開発 社外取締役(現任) 〔業績〕ケンブリッジ大学リサーチセンター ホームページ |