日本コーポレート・ガバナンス・ネットワークが行うセミナー・シンポジウム

第205回セミナー
「持合解消と機関投資家の議決権行使動向」

【日時】 2024年11月26日(火) 10:00~11:30
【聴講形式】 本セミナー(オンライン)は、①と②の両方の聴講案内をします。
 ①ライブ聴講(Zoom)
 ②後日聴講(YouTube:2週間限定となります)

※お申込みされた方へは①のURLを開催日前日夕刻までに、②のURLを開催後数日内にお送りします。
(①は事前登録が必要です)
【出演者】 菊地 正俊 氏 (みずほ証券エクイティ調査部チーフ株式ストラテジスト)

■ セミナーの趣旨

2023年度は政策保有株式を簿価ベースで削減しても、時価ベースで増加した企業が多数みられました。2024年3月末にかけて株価が上昇して、政策保有株式の時価が増加した分の議決権行使は、2025年の株主総会で反映されて、機関投資家の反対が増えると予想されます。政策保有株式の時価増加に伴う株主資本増加は、毎年ROEが期待ほど上がらない要因になっています。
ニッセイ・アセットマネジメントは、2025年の株主総会から東証の要請に応えていない低PBR企業の取締役選任に反対するとしています。三菱UFJ信託銀行は3年後からROEが8%以下で東証の要請に応えていない企業に反対します。持合解消動向や機関投資家の議決権行使動向等について解説します。(講師より)

■ 出演者紹介(敬称略)

◎菊地 正俊(きくち・まさとし)
  みずほ証券エクイティ調査部チーフ株式ストラテジスト

1986年東京大学農学部卒業後、大和証券入社、大和総研、2000年にメリルリンチ日本証券を経て、2012年より現職。1991年米国コーネル大学よりMBA。日本証券アナリスト協会検定会員、CFA協会認定証券アナリスト。
日経ヴェリタス・ストラテジストランキング2017~2020年1位、2023~2024年2位。
インスティテューショナル・インベスター誌ストラテジストランキング2023年1位。

著書に「低PBR株の逆襲」、「日本株を動かす 外国人投資家の思考法と投資戦略」、「米国株投資の儲け方と発想法」(日本実業出版社)、「アクティビストの衝撃」(中央経済社)、「相場を大きく動かす『株価指数』の読み方・儲け方」、「日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法」(日本実業出版社)、「良い株主 悪い株主」(日本経済新聞出版社)、「なぜ、いま日本株長期投資なのか」(きんざい)、「株式投資 低成長時代のニューノーマル」「外国人投資家が日本株を買う条件」(日経)、「日本企業を強くするM&A戦略」、「外国人投資家の視点」(PHP)「お金の流れはここまで変わった」「外国人投資家」(洋泉社)、「外国人投資家が買う会社・売る会社」「TOB・会社分割によるM&A戦略」「企業価値評価革命」(東洋経済)、訳書に「資本主義のコスト」(洋泉社)、「資本コストを活かす経営」(東洋経済)がある。

■ 参加形態

参加形態
Zoomを利用したオンラインによる聴講 WebセミナーにはZoomを使用します。
ご所属される組織のセキュリティによりZoomが使用できない場合がございますので、事前にご確認ください。
YouTubeを利用した後日聴講 開催日から数日経過後に、2週間限定でYouTube配信します。

 ※通信費用は各自でご負担いただくことになりますので、ご了承ください。
 ※URLは標題講演のお申込者限定にお送りします。
  代理出席、および動画の複数名視聴・録画・転送等はお控えくださいますようお願い申し上げます。
 ※ご聴講の際のご注意※ ⇒ ご確認ください

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