現在、次の5つの研究会・部会があります。各研究会とも毎月一回又は四半期に一度で開催し、少人数の参加者の間で活発な議論が展開されています。

※研究会の参加はCGネットの会員又は所定の要件を満たす方に限定させていただきます

独立役員研究会

証券取引所の上場規則に独立役員(一般株主と利益相反のおそれのない社外取締役もしくは社外監査役)が定められ、上場会社の間に定着してきました。しかし、独立役員の実態がどうなっているか、実際に独立役員を務めている方々も自身の就任先企業以外がわからないというのが現状です。

CGネットでは前身の「全国社外取締役ネットワーク」時代から、上場企業の社外取締役、社外監査役を主な対象者として、社外役員の情報交換のインフラとして「上場企業社外取締役研究会(※)」を行ってきました。2012年から「独立役員研究会」と名称を変更して、一般株主の利益保護など、上場会社の独立役員(社外取締役、社外監査役)の責務等について、実際に独立役員を務める方を中心として、専門家の知識も交流させながら議論を深めています。

【主な対象者】上場企業の独立役員およびその候補者

夕方(16:00~17:30)3グループで開催しています。

※2008年の「上場企業社外取締役研究会」での議論の内容を書籍化したものが、
『独立社外取締役』 商事法務、2009年12月 として刊行されています。

ファミリービジネス研究会

本研究会では、上場、非上場に関わらず、創業家あるいは同一の親族内で経営の実権を握っているか、かなりの部分の株式を保有している企業をファミリー企業と定義します。

ファミリービジネス研究会ではファミリー企業が継続しより発展するための条件をコーポレート・ガバナンスの側面から研究していきます。

【主な対象者】ファミリービジネスに関与する経営者、社外取締役、社外役員、および本問題に関心のある方

夕方(16:00~17:30)1グループで開催しています。

自主研究会

CGネットの会員層は、コーポレート・ガバナンスを切り口として、多様なバックグラウンドを持っています。

この本研究会では、向学心、探究心豊かな会員のニーズに応えて、自由にテーマを定めて議論を深めながら、会員間の交流を増進し、ネットワーキングの強化を図ります。参加者に自身の専門分野をもとに、持ち回りで話題提供していただき、その後質疑応答、自由討議を行っています。

【主な対象者】CGネット会員全般

東京で夕方(16:00~17:30)1グループ、関西で第一土曜日の午後(14:30~16:30)1グループで開催しています。

ダイバーシティ/ガバナンス事例研究会

CGネットの多様な会員層のうち、中堅クラスの実務を持った参加者の集まりです。 CGネットの会員の多様性を意識しダイバーシティの重要性を学ぶと同時に、コーポレート・ガバナンスの様々な事例を共有するための場を提供しています。ビジネスアワーの後、参加者の相互研鑽と懇親を深めることに貢献します。

ダイバーシティやコーポレート・ガバナンスの各種テーマについて、毎回発表者を募り(外部、会員からも招聘)、その後、意見交換を行っています。専門職も多く参加する異業種交流の場になっています。

【主な対象者】CGネット会員全般

夜間(19:00~20:30)1グループで開催しています。

取締役会事務局懇話会

「取締役会事務局のMID(ガバナンス講座)」の修了生を対象にした意見交換会です。

取締役会事務局の横の連携強化を目的に、四半期に一度、取締役会の運営方法など、コーポレート・ガバナンスに関する意見交換を行っています。

2018年4月から第1期生が開始し、各期修了生も加わり、複数グループ(各20社程度)で運営しています。

2019年4月には参加者有志による論文「取締役会評価の活用と取締役会のPDCAサイクル─取締役会事務局の果たす役割─」が旬刊商事法務に掲載されました。

【主な対象者】「取締役会事務局のMID(ガバナンス講座)」の修了生

四半期(4, 7, 10, 1月)に一度、夕方(15:30~17:30)に複数グループで開催しています。