MIDコース2017<第1期> 基調講演
「経営改革と企業統治」
- 日時
- 2017年2月7日(火) 10:00~12:00
- 場所
- 大手町サンケイプラザ 3階 301+302 (千代田区大手町1-7-2)
- 出演者
- 【基調講演】 10:30~12:00
『経営改革と企業統治』
川村 隆 氏(日立製作所 名誉会長)
〔後援団体挨拶〕 10:15~10:30
『取締役会に期待される役割とトレーニング』
静 正樹 氏(東京証券取引所 取締役専務執行役員)
〔主催団体挨拶〕 10:00~10:15
『社外取締役制度を支えるMID』
牛島 信 (日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク 理事長、牛島総合法律事務所 代表弁護士)
出演者紹介(敬称略)
川村 隆
(かわむら・たかし)
日立製作所 名誉会長
札幌出身、1939年生まれ。東京大学工学部電気工学科を卒業後、日立製作所に入社。電力事業部火力技術本部長、日立工場長を経て、1999年副社長就任。2003年日立ソフトウェアエンジニアリング会長、2007年日立マクセル会長などを務めるが、日立製作所が7,873億円の最終赤字を出した直後の2009年、執行役会長兼社長に就任、同社の再生を陣頭指揮する。黒字化の目処を立てた2010年に社長を退任、2014 年取締役会長を退任、2016年6月相談役から退き、現在に至る。
2004~2005年電気学会会長、2010~2014年日本経済団体連合会副会長。2014年からみずほフィナンシャルグループ社外取締役、2015年からカルビー社外取締役、2016年からニトリホールディングス社外取締役等も務める。
著書:『100年企業の改革 私と日立』(2016、日本経済新聞社)
静 正樹
(しずか・まさき)
東京証券取引所 取締役専務執行役員
早稲田大学法学部卒業。1982年に東京証券取引所入所後、1996年から2004年まで、上場制度やディスクロージャー制度の改革に従事。 その後、財務部長、経営企画部長を歴任。2007年6月執行役員、2011年6月常務執行役員、2013年6月常務取締役、2014年6月取締役 常務執行役員、2016年4月から取締役 専務執行役員に就任、現在に至る。
2010年より、法制審議会会社法制部会委員を務め、平成26年改正会社法の審議に参加。
2014年より、「コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議」の金融庁との共同事務局を務め、コーポレートガバナンス・コードの策定に尽力。
その他、未来投資会議構造改革徹底推進会合「企業関連制度改革・産業構造改革—長期投資と大胆な再編の促進」会合メンバー、財務会計基準機構理事、日本IR協議会理事など。
牛島 信
(うしじま・しん)
日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク 理事長、牛島総合法律事務所 代表弁護士
1949年生まれ。東京大学法学部卒業。検事を経て弁護士に。1985年牛島総合法律事務所開設。現在、同事務所代表弁護士(弁護士55名・外国弁護士(日本無資格)2名が所属)。日本生命保険相互会社社外取締役、松竹株式会社社外監査役、株式会社朝日工業社社外監査役、北越紀州製紙株式会社社外取締役、社団法人日本女子プロゴルフ協会監事、一般社団法人不動産証券化協会監事等も務める。
〔著述〕
法律論文に『コーポレートガバナンスの行方—会社からの視点』など数十篇。小説に『株主総会』、『あの男の正体(ハラワタ)』など9作、エッセイ集に『現代の正体』など7作。現在、各分野で連載継続中
「MIDコース」は、ガバナンスで重要な役割を担う「独立社外取締役」及びその候補者を主な対象者と想定していますが、独立社外取締役以外のボードメンバー(特に、監査役)、独立社外取締役のサポートを行う取締役会事務局の皆様にも参考になるように設計してあります。役員のガバナンス研修としてもご活用いただけます。