「取締役大学講座」第一期 |
【特徴】
本講座は、本来、取締役(社内、社外問わず)に求められる「企業経営の監督機能」に焦点をあて、それに必要な知識分野として、基礎編は財務会計、法務、経営戦略で構成、実践編はケースを中心としてとりあげています。1講座20名(基礎編)、10名(実践編)までの少人数制の講座です。
講座開講の目的は、@社外取締役適格者を増やし社外取締役求人ニーズに応えること、A専門職で社外取締役に就任されている方に対して専門分野以外の知識を身につける機会を提供する、B中堅ビジネスマンに取締役候補者としての自覚と実力を備えていただく、といったことがあげられます。
対象者としては、@すでに取締役(社内、社外)、監査役に就任している方は、取締役、監査役としての役割をより良く果たしていくため、Aこれから取締役(社内、社外)に就任することを希望されている方は、そのための実力をつけるため、といった目的での受講が考えられます。
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【基礎編】
コース名 |
講座概要 |
回数 |
開催時期 |
財務会計 |
「財務諸表の徹底理解」、「財務諸表の管理分析と会計ビッグバン」、「(経営者からみた)内部統制及び内部監査」、「ディスクロージャー」、「SEC基準と国際会計基準」、「外部監査人との関係」、「監査役設置会社と委員会等設置会社」、「CFOの役割」 |
6回 |
2003年11月〜2004年2月 |
法務 |
「会社法総論」、「改正商法の概要」、「リスクマネジメントとコンプライアンス」、「商法と証券取引法」 |
5回 |
2004年
2月〜4月 |
経営戦略・
ガバナンス |
「コーポレート・ガバナンスと取締役の役割」、「企業価値創造の財務戦略」、「資本市場の下での経営戦略」、「役員報酬制度とその評価」、「IRの重要性−投資家を意識した経営」、「長期的繁栄を遂げる企業戦略」、「IT投資判断における取締役の役割」 |
6回 |
2004年
5月〜7月 |
【実践編】
コース名 |
講座概要 |
回数 |
開催時期 |
前半 |
「産企業の見分け方」、「企業再生を語る」、「神戸製鋼株主代表訴訟を振り返って」、「外国投資家と日本の企業統治」 |
4回 |
2004年
10月〜12月 |
後半 |
「ガバナンス優良企業の事例研究」、「粉飾決算の事例研究」、「M&Aの概念とその手法」、「事業再生〜Turn Aroundの事例研究」 |
4回 |
2005年
4月〜5月 |
【特別編】
コース名 |
講座概要 |
回数 |
開催時期 |
刑事リスク |
「内部告発への対応とホットライン(ヘルプライン)の構築について」、「企業対象暴力への対応について」、「粉飾決算と有価証券虚偽報告」、「独占禁止法違反事件に関する諸問題について」 |
4回 |
2005年
1月〜3月 |
M&A |
「M&A概論」、「企業戦略とM&A」、「M&Aのプロセス」、「M&Aの関連税制、会計制度」、「ニッポン放送事件後の敵対的買収防衛策」、「ニッポン放送事件後に導入された防衛策の内容と今後の展開」 |
6回 |
2005年
6月〜8月 |
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