取締役・監査役大学講座(第5期)
上場企業のコーポレート・ガバナンス確立の要請がますます高まり、取締役・監査役のガバナンス・リテラシーの向上が求められています。
コーポレート・ガバナンスの推進団体である「日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク(CGネット)」では、このようなニーズに応えるため、上場企業のボードメンバー(取締役および監査役)を主な対象として、グローバルに通用するコーポレート・ガバナンスの教育プログラム「取締役・監査役大学講座」を企画し、全3コース「ガバナンスコース」「企業価値コース」「役員責任コース」を順次開講。ボードメンバーに求められているガバナンス・リテラシーの向上の機会を提供します。
※今期から「取締役・監査役大学講座」と名称を変更しました(旧「取締役大学講座」)
■ 第5期の構成・スケジュール
コース名 | 講座概要 | 開催時期 |
---|---|---|
ガバナンスコース | ◎現代コーポレート・ガバナンス総論(東京大学名誉教授 若杉敬明氏) ◎グローバル大競争時代の経営戦略とコーポレート・ガバナンス(A.T.カーニー 梅澤高明氏) ◎経営者報酬とコーポレート・ガバナンス(タワーズワトソン 阿部直彦氏) ◎機関投資家の求めるIRの実践とコーポレート・ガバナンス(J-Eurus IR 高山与志子氏) ◎証券取引所と上場会社のガバナンス(東京証券取引所 松崎裕之氏) |
2012年 4月~5月 |
企業価値コース | ◎企業価値向上の基礎(バリュークリエイト 三富正博氏) ◎企業価値創造の実務的な視点(バリュークリエイト 三富正博氏) ◎過去の日本企業の買収失敗例に学ぶ、取締役・監査役にとってのM&A基礎知識(早稲田大学大学院 服部暢達氏) ◎企業価値を意識した有価証券報告書の読み方(一橋大学大学院 野間幹晴氏) |
2012年 5月~6月 |
役員責任コース |
◎取締役・監査役の法的責務(青山学院大学大学院 浜辺陽一郎氏) ◎役員の責任問題ケーススタディ1~判例を基に(さくら共同法律事務所 荒竹純一弁護士及び所属弁護士) ◎役員の責任問題ケーススタディ2~判例を基に(さくら共同法律事務所 荒竹純一弁護士及び所属弁護士) ◎監視役としての取締役・監査役が知っておくべきインサイダー問題(東証COMLECセンター長 保坂武志氏) |
2012年 7月 |
■ 受講対象者
コーポレート・ガバナンスの確立を担うボードメンバー(取締役および監査役。社内・社外、常勤・非常勤問わず)を主な対象者としますが、企業の役員候補者、コーポレート・ガバナンスのさらなる向上を目指す実務担当者・取締役会事務局、日本企業のガバナンス問題に関心を寄せる市場関係者の方々へもお勧めいたします。
※3コース全体で75%以上出席された方にはCGネット所定の「修了証」を発行します。
(ご欠席者には復習の機会を提供して出席と見なします)